私の友好関係が皆無なのは、
私自身の価値観を貫くためでもあっただろうか。
私は当時、余分に金を稼ぐことの意味が分からなかった。
バイトて必要最低限稼げば充分なのに、
ワザワザ、ブラック企業でサービス残業までして身を酷使するのは馬鹿らしいと思っていた。
しかしそれがスタンダードな日本の現状なので、
私が友人たちと繋がり続けることは、
それらの不遇を受け入れることも同義なのだ。
それに今の私の現状、
つまり障害年金で暮らしているのを、
知り合いたちが快く思うはずが無いだろう。
私には日本が、本当に生きづらく感じる。
それは私が利便性より、
充実感を求めているからだろうか。
私の人生は、ある意味終わっている。
なら終わっている人生を終わらせる手段は無いのだろうか。