心が痛いです。 | 馬門クロカンスポーツクラブの"挑戦日記"
お疲れ様です。
久しぶりのブログ更新ニコニコちょっとサボってました。汗

さて、今日は久々に昔話を一つビックリマーク
現在、高校2年生になる馬門っ子達が小学5年生の時のお話である。
毎年、県内のクロスカントリースキー選手は、12月末になると岩木山の麓にある獄温泉付近でシーズン最初のレースがあるため、合宿をする。
この時の宿泊先はブナコという老夫婦が営む、小さな宿であった。
味のある宿でお爺さんの手作り箇所が多く、木の香りがする心温まる宿だった。
そんなある日のこと。
一日の練習を終えて、子供達は豪雪地での練習の疲れを癒やすために、天然の温泉に入る。
露天風呂もあり、子供達も大はしゃぎである。(自分も…音譜)
体は温まり、練習の疲労もなんともなくなる。
子供の回復力は凄い。
夕食まで時間があり、男子が隠れんぼを始めた。
宿のありとあらゆる場所を使い、鬼に見つからないように、隠れる男子。 我々は、部屋で初戦のリレーメンバーを考えていた。
その時である。
1階の女子の部屋からド~ン!!
と大きな音がした。
その場所へ直行すると、天井に穴があいて、そこに5年男子の勇己がいた。
そう!天井裏に隠れていて重みに天井が耐えきれず、勇己が女子の部屋に落下したのである。
「どこか痛いところはないかはてなマーク
勇己はこう答えた!!
「心が痛いです。汗
おぉぉ~!!
コーチ陣と父兄達は、驚きの言葉に愕然…
いやいや、感動したのである。
天井を壊して、いけないことをしてしまった…そして、心が痛んだ勇己。
普通の感情だが、私はこの子は大物になるなと思ったことを思い出す。

その年も活躍したが、次の年の6年生の時に男子リレーメンバー入りして青森県小学生スキーリレー競技で馬門クロカンスポーツクラブの初優勝に大きく貢献した。

どんなに、いけないことをしても叱られると嫌な気持ちになる人が多い中で、即座に反省の意をしっかり伝えることの出来た勇己。
私は大好きです。
今は野辺地高校でバドミントンを一生懸命頑張っているそうです。

ノシ(o^^o)
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