「いつもより多めに炭水化物をとりエネルギーを蓄える」
試合前日には、エネルギーになる食べ物を多くとる必要があります。
エネルギーのもとになるのは糖質すなわち炭水化物です。
競技種目に限らず、試合前日は炭水化物がメインの食事をとりましょう。
炭水化物だけでは、エネルギーは十分に作られません。
ビタミンB1、クエン酸を含む食材も多めにとることが重要です。
ビタミンB1は糖質を効率よくエネルギーに変える役割を持った栄養素。
炭水化物を多くとる分、ビタミンB1も必要になるのです。
クエン酸も摂取した食べ物をエネルギーに変え、疲労を回復させる働きがありま
す。
クエン酸は果物や酢などに多く含まれています。
「ビタミンB1を多く含む食品」
その他にゴマ、納豆などにもビタミンB1が多く含まれています。
「クエン酸を多く含む食品」
※酢のものをメニュー加えたり、食後に果物をとりましょう。レモン汁をおかずに
かけても効果があるそうです。
「グリセミック指数を利用してパワーを発揮する」
選手のエネルギー作りに必要不可欠な糖質。試合に向けて糖質を蓄える時、
「グリセミック指数」を利用すると、より効率良くエネルギーの補給をすることが
できます。
グリセリック指数とは、食品が血糖値を上げる速度のことです。
グリセリック指数が高いものほど素早くエネルギーになります。
一方、指数の低いものは、ゆっくりとエネルギーに変化し。その分長い間持続され
ます。
それぞれの食品のエネルギー化の特徴を理解し、ふさわしいタイミングで摂取すれ
ば、試合はもちろんのこと、普段のトレーニングにおいても、コンディションをよい
状態にすることができるようになります。
「炭水化物のグリセミック指数」低い
※エネルギー源になる速度はゆっくり。持久力が必要なときにとりたい。
「炭水化物のグリセミック指数」中
※エネルギー化の速度は中程度。指数が低いものより、エネルギーは長持ちする。
「炭水化物のグリセミック指数」高い
※エネルギー化が早い。運動までに数時間という時の強い味方。運動後もOK
「コンディションを調えることも重要なポイント」
いくらトレーニングをがんばっても、試合で体調を崩してしまっては。。。です。
試合前は風邪などひかないように気をつけたいもの。普段から、免疫力を高める
ビタミンCを多く含む果物、野菜を摂取するよう意識しましょう。
また、普段食べ慣れていないものは、お腹の調子を崩すおそれがあるので、試合
前は控えましょう。(普段はお腹の調子を崩す食べ慣れないものでも鍛えれば強化
されます。)
消化の悪い油ものや、お腹にガスが溜まりやすい食物繊維も試合前日には控え
たほうがいいでしょう。
ちょっと長くなりましたが、理解しやすい内容だと思います。
参考までにノシヾ(@^▽^@)ノ