私の好きな羽生結弦さんが、現在RE_PRAYというアイスストーリーで命について、語っている。表現している。演じている。

命って、すなわち死に繋がっているんだと思う。


父の命の灯火が消えかかっている中で

父との思い出が蘇ってくる。


昔、私たち家族が、住んでいた家は木造住宅の2階建てで、天井裏からネズミが走っている音が聞こえてきていた。

おトイレはなんと汲み取り式!

夜間、トイレに起きた私は2階の部屋から1階のトイレへひとりで行くのが怖い驚き

そこで、両親の寝室のドアを開けると、父がすぐに起きて私のトイレに付いてきてくれるのだ。

何歳頃までだったろう‥

夜中のトイレに付いてきて、そして別々の部屋で眠る。ほとんど会話もしないけれど、父は黙って付いてきてくれていた。

父は私に優しかった。甘かった。

怒られた記憶はほぼない。

だから尚更、父との別れが寂しいのだろう‥


ほぼ意識のなくなってしまった父

会話ができなくて今日は悲しかった。

私には何も出来ないけれど、ただ父の手を握って、少しでも痛みがなく安らかに逝けますようにと願うしかなかった。

病室で涙がこぼれた。

看護師さんが大丈夫ですか?と聞いてくださった。

看護師さんには本当にお世話になり、感謝です。





本当に暗い話でごめんなさい🙏


自分の記録として残させてください。