我が家は6人家族

父母と私、夫、娘、息子

子育てが終わると介護が始まる‥

まさに、息子の大学卒業まで あと一年というところで親の介護が始まったことになる。


父は住み慣れた家に居たいだろう。

私たちも出来るだけのことはしたい。

だけど私たち夫婦は働いていて日中は家に居ない。

結局、元々難色を示していた母の負担が重くなってしまう‥

母はピンピンコロリを目標にしている人で、家にじっとしているのが大嫌いあせる

毎日、スポーツジムに通ったり、友達と麻雀して自由に生きている人だ爆笑


ということで、ケアマネさんに相談し、訪問介護のヘルパーさんに来てもらうことになった。

ヘルパーさんには排泄の手伝いや清拭をしてもらう。父は何人もいるヘルパーさんの名前を覚えようとして、手の甲に名前を書いたりしていた。

排泄の手伝いといっても、自分のリズムで排泄をしたい父は、ヘルパーさんの居ない時に母を呼ぶことが多くなる。ヘルパーさんに来てもらっても、してもらう事がない時が増えてきた。

逆にいえば、それほどポータブルトイレで用を足せたということだろう。

オムツに排泄していたら、交換していただけたのだろう。


排泄の手伝いや着替え、食事、食後の口腔ケア等、大変といえば大変だけれど、父はその度に「ありがとう」ときちんと言ってくれた。

母と私と夫で助け合ってやってこれたのも、期間は短かったからかもしれないと思う。


主治医に父の余命を聞いた時

そうか‥

と思うと共に、私は在宅で看取る勇気はないと思った。

食べれなくて、苦しそうで、動けなくて、、、

そんな父を介護するのは、こちらもしんどいだろう


最後の親孝行、仕事を辞めて、とことん父と一緒の時を大切に‥頑張ってみようか?

そんなことも考えた。

でも、私は今年6月に新しい職場に入ったばかりで同僚にも恵まれ楽しく働かせてもらっている。まだ50代半ば、人生これから〜 もっと働きたい、いや働かないと食べていけない


父を施設に入れようか?

母と兄と何回も話し合いがあった。

父の気持ちも聞いてみた。