ちゃんと終わらせる



うやむやにしたのには訳がある



認めるのが怖かったから今まで逃げてきた



彼女には好きな人がいたのを知っていた



猛アタックをした結果



俺のとこに来てくれた



だけど月日が流れる間に、彼女の変化に気づいていった



会える回数も減ってきた



違う男と歩いていた…



見かけた友人からの情報にも耳を塞いだ



ちゃんと彼女の口から言ってくれるまでは信じなかった



それでも俺はたまに会う彼女が愛おしくて



そのことには触れられなかった



好きだから認めなくなかった



そのうち彼女からの連絡もパッタリ途絶えた



あれから半年が過ぎた



もう終わってんだ



もう終わった恋を



いつまで未練たらしく思ってんだって。



ただ、俺は俺なりに



きちんとケジメをつけたかった



新しい恋をするために







直人📱「もしもし…」



元カノ📱「直人?」



直人「久しぶり。もう電話出てくんないと思ってた」


元カノ「ごめんね、私…」



直人「いいんだ。元気にしてたんだな」



元カノ「どうしたの?」



直人「うん。ちゃんと別れようって言ってなかったから」



元カノ「あ、うん…」



直人「もう、俺から隠れたりしないでいいから。ちゃんと好きな人に幸せにしてもらうんだぞ」



元カノ「直人…」



直人「これで本当に終わり。今までありがとうな」



元カノ「私が全部悪いのに…。ありがとうだなんて、、直人らしい」



直人「いいんだよ、気にするな」



直人「最後にちゃんと話せて良かった」



元カノ「うん。直人も元気でね」



元カノ「直人も!」



直人「ん?」



元カノ「直人もちゃんと幸せになってよ!」



直人「あぁ、わかった。じゃあな」







ずっと胸につかえてたものが



やっと取れた気がした