岩田「だって俺は仕事として彼女を守らなきゃいけないんだ。公私混同しちゃいけない」
由美「守ってることに変わりはないじゃない」
岩田「それはそうだけど、俺はだめなんだ」
由美「どうして?剛典だって人間じゃない。恋しちゃいけないの?人を好きになっちゃいけないの?」
岩田「もし、好きになってしまったとしても、隠し通さなきゃいけないんだ」
由美「気持ちを隠す?そんなことして誰が得をするの?」
岩田「それが俺の仕事なんだ」
由美「そんなのおかしい」
岩田「おかしくないよ」
由美「そんな人生おかしいよ」
岩田「ごめん、、君にこんなこと言うのおかしいよな」
由美「いいの?剛典、本当にそれでいいの?」
岩田「うん、いいんだ。」
由美「後悔しても?」
岩田「後悔なんかしないよ」
岩田「俺どうかしてた。酔っ払って君のとこに押しかけるなんて。最低だな、、。君に気持ち話したら少し楽になったよ。ごめん、帰るよ」
由美「嬉しかった…」
由美「私のこと、忘れてなかったんだって」
岩田「由美…」
由美「なんにも変わってない。誠実なとこも真面目すぎるとこも、、バカ正直なとこも(笑)」
由美「でも、ひとつだけ教えるわ」
由美「その優しさや、気づかいが、人を傷つけてることだってあるってこと。」
由美「素直になったら?」
由美「剛典には幸せでいてほしいの」
岩田「幸せ、、」
由美「俺が幸せになんて、ってまた言うんでしょ。剛典だって幸せになっていいんだよ」
由美「じゃなきゃ、私が許さないから」
思わぬ言葉に心が揺さぶられる
俺は自分からanを遠ざけた
anのためだ
そう思っていたのは、
自分のためだったのだろうか…




