恵「こわい…」



直人「大丈夫だって」



恵「どんどん有名になってく直人に、私きっと…(泣)」





直人「きっとってなんだよ、俺なんか好きにならなきゃ良かった?」



恵「夢を追いかけてたころの直人は私だけのものだったから…」



直人「今だって俺はおまえだけのものだよ」



恵「本当に私でいいの?」



直人「まだそんなこと言ってんのか」



恵「直人にはたくさんのファンがいて、夢を壊しちゃうようなことをして、それでも私は直人と一緒にいてもいいの?」



直人「俺は三代目としてこれからもあいつらとずっと生きていく。ファンの方がいてからこその三代目だ。その想いにも必ず答えていく。」



直人「その三代目のNAOTOを支えるのは恵なんだ。おまえがいるから頑張れるんだ」






直人「おまえと大地が俺にとって、どれだけ励みになってきたか、おまえ知らないだろ」



直人「正直三代目としてリーダーを任されるようになって、いいこともあったけど、辛いことだって沢山あった。リーダーなんかならなきゃ良かったと思ったこともあった。けど、おまえの顔見たら…そのおまえの笑顔で、俺は何度も救われたんだ」



直人「ずっと傍にいる。やっと決心したんだ。だから、こわいだなんて思わなくていい」



直人「俺が命に代えてでも、おまえら絶対に守るから」



恵「直人…(泣)」






…………………………








チュ…




やっと心の底から堂々と



恵のことを愛せた気がした



いつもどこかで後ろめたさを感じていた



それ以上に恵みは感じていたのかもしれない



それが今日愛し合って



はっきりわかった気がした



俺にはやっぱりこいつしかいない





恵「ねぇ、直人。初めてキスした日のこと覚えてる?」


直人「えー?なんだよ急に」



恵「フフ…笑」







直人「え?なに?俺なんかやらかした?!」



恵「すごく緊張してたの覚えてる」



直人「えー、なに、俺が?よせよ、恥ずい//」



恵「あー、今キスしたいんだろうなーって思ってた」


直人「おいおい、よせ!観察してんなよ///」



恵「ソワソワ落ち着かないから、私から目を瞑ったの。そしたら一瞬だけ直人の唇が触れたわ」



直人「そうだったかなー、もう覚えてねーよ(笑)」



恵「私ははっきり覚えてる。直人の緊張が伝わるくらい、私も緊張してたから」



直人「俺もその時初めて知ったよ」







直人「こんなに人を好きになったの、俺ん中で初めてかもしんないって」



恵「本当に?だって直人モテてじゃない。女の子だって周りにいっぱいいたし。クラブでもいつもキャーキャー言われてたし」



直人「俺をチャラい奴みたいに言うなよ(笑)。確かに女の子はいっぱいいたけど」



恵「ほらーっ(笑)」



直人「けどな、おまえにだけは手を出せなかった。出しちゃいけないって思ってた」



直人「今までの女とは違うって」



直人「愛してるって、こういうことなんだっておまえにキスして実感した」



直人「カッコつけるとかそんな暇もなく、おまえには本当の自分をさらけ出せたんだ」



恵「直人…」







直人「今でもその気持ちは変わらないよ。すげー好き。好きで好きでたまらない」





直人「愛してるよ…恵」



恵「私もよ、直人…」