剛典「ごめん、こんな時間に」



奈緒「久しぶりに会えたのにね…。でもいつかこんな日がくると思ってた」



奈緒「いつからすれ違っちゃったんだろうね、私達」



剛典「もう、俺に縛られなくていいから。奈緒は奈緒の人生を大切にして」



剛典「奈緒のこと守ってくれる人は、他にもいるから」



剛典「これ以上、奈緒を巻き込みたくない」



奈緒「私の人生…」



剛典「それぞれ別の道へ歩きだそう」



奈緒「そう…。ちゃんと伝えてくれてありがとう。剛典も頑張って」



剛典「うん、頑張る」








剛典「じゃ…、元気でな」



奈緒「うん…」



奈緒「剛典!!」



剛典「?!」



奈緒「大好きだったよ。今までありがとう」







これ以上言葉に出すと決意が乱れそうで



そっと手を上げてその場を去った





悪いのは俺なのに


どうしてもあの場面がチラついて







許せない自分が腹立たしかった



これ以上の感情はだれかを傷つけてしまいそうで怖かった







なら、俺から離れればいいんだ



好きだから



奈緒が大好きだから許せなかった




守ってやれなくて



ごめんな…奈緒










俺達もう



終わりにしよう…