広臣「おーい!起きろ!!」






剛典「ん〜(´つω-`)。o゚」



広臣「掛け持ちでバイトなんかするから〜!ちゃんと学校行けよ!卒業できんのかおまえ!」



剛典「( ˘ω˘ )スヤァ…」






広臣「なんちゅう格好で寝てんだまったく!」







広臣「卒業してもらわないと困るぜ!おまえの兄貴の頼みだからここおいてやってんだからな!」



広臣「おい!聞いてんのか剛典!!」



剛典「え!!今何時!?」



広臣「もう8時だけど」



剛典「うわ!ヤバッ!イテッ!!」





剛典「イテテテ…、寝違えちったかな」



広臣「やっと起きたか。俺もう仕事行くからな!」



剛典「はーい…… (*ᴗ₄ᴗ)⁾⁾ 」



広臣「コラッ!寝るなっつーの!!」



剛典「はい!はい!起きます!!」



広臣「ちゃんと鍵閉めてけよ」








剛典「はーい!いってらっしゃい、臣さん」






ったく、いつまでも世話のやけるやつだぜ



俺の幼馴染みの親友の弟



大学から上京したのはいいけど



独り暮らしが心配だからって俺んとこで預かってくんないかって



4人兄弟の歳の離れた末っ子で育った剛典



俺も昔からこいつのことはよく知ってる



ちょっと天然なとこあるから確かに俺もこいつの独り暮らし、ましてや田舎から上京なんて心配でしかなかったから



快く引き受けたんだけどな



卒業したら、この家出てくって話



あいつちゃんとわかってんのかな(笑)