………紬side………





直人「おい、大丈夫か?」



紬「うん、ちょっとしんどい…」



直人「女の人は大変だな、こんなの毎月あるんだろ?」



紬「ふーっ…」



直人「あんま無理すんなよ。今日は俺一人でも大丈夫だから、ゆっくりしとけば?」



紬「本当に?」



直人「そんなきつそうな紬見てらんないよ。本当は側で腰さすってあげたいとこだけど」



紬「薬飲んで少しじっとしてれば大丈夫だよ。ありがとう。じゃあお昼からショップに出るよ 」



直人「休んだっていいんだぞ」



紬「いや。なおちゃんの傍にいたいから」



直人「こらこら、朝から俺にスイッチ入れさせんなって」








紬「や///なおちゃんっ」



直人「はい。これで大人しくゆっくり寝ときなさい」


紬「はーい…///」



直人「じゃ、行ってきます!」



紬「行ってらっしゃい👋」





………………………………



いつもなおちゃんと一緒にいるから



誰もいないなおちゃんの部屋を眺めるのが好き。



いろんなとこに、飲みかけのコップ置いちゃうなおちゃんも好き。



なおちゃん家には何度も来たことがあるけれど



彼女がいた時期は、流石に遠慮して寄り付くことはなかった



なおちゃんの口から元カノの話をあまり聞いたことがなかったけど



どんな人だったのかな…





まだなおちゃんの温もりが残るベッドに潜り込んでると


無性に会いたくなっちゃう





♫ピンポーン




あれ?なおちゃん?




紬「はーい」



カチャ



女「あー、やっぱり」



紬「あ、あのー」



女「急にごめんなさいね、私直人の知り合いの咲良って言います』」



紬「は、はい…」



咲良「すいません、直人の部屋にちょっと忘れものがあって。取ったらすぐに帰りますんで、上がってもいいですか? 」



紬「え?あ…いいですけど…」



咲良「ごめんね、おじゃまします」




そう言って部屋に上がってきたその人は



キッチン横の戸棚の奥からマグカップを取り出して



咲良「あ、これこれ!良かったーあった!」




そんなとこにマグカップが…



全然知らなかった





咲良「じゃ、失礼します。おやすみのとこごめんなさいね」



紬「いえ…」



紬「あのー?」



咲良「はい?」






紬「なおちゃんの元カノさんですよね?」






咲良「あ…はい。そうですけど」




やっぱり …




紬「ちょっとお話しできますか…」