六花ちゃんにもそんな過去があったなんて…



辛く哀しかったことも全部あの笑顔に変えるために



いくつもの夜を乗り越えて来たんだろう




"オヤスミのくちづけ"



誰かのために作ったわけでもない



自分が作ったストーリーだと



世間にはそう伝えてある




けど、それは、



まぎれもなく







優美のことを想って作ったわけで…



自分の夢を追いかけて



優美には寂しい想いをさせていた



だからどんなに遅く帰っても



優美にはオヤスミのくちづけをしていた



"絶対離れたりしないで"



君の言ったその言葉が今でも胸を締め付けるよ



夢とは引き換えに



君を失うことになるなんて思いもしなかった



君がいなくなるなんて考えてもいなかった



だからこの歌だけは



他の人の前では歌わない





優美を想って作った曲だから



優美に届いてほしいと思って作った曲だから…






愛されていないなら一緒にいる意味なんてないと六花ちゃんは言った



俺は愛していたのに一緒にはいれなかった



恋ってうまくいかないもんだ



愛する想いが強いほど



バランスを取れずに空回りする



寂しさを乗り越えた六花ちゃんのあの笑顔が



なぜだか優美と重なる







この歌が好きだと言った六花ちゃんも



強がりなだけで



本当はこうなることを求めていたのかな…





『オヤスミのくちづけ』


星が輝いてく

静かなこの夜

一人ぼっちで寂しくないように

君のもとへ会いにきたよ

白くそよぐ風

優しい香りの中

ベッドに僕の枕を残して

どんな夢を見てるかな

夜が明けてしまう前に

君のこと抱きしめるよ

目を閉じて祈るように

オヤスミのくちづけを

I Love you…




                                    Lyrics…今市隆二