次の休みの日


俺達は早速梨々花ちゃんの引っ越しの手伝いにでかけた


すでに新しいマンションにトラックは到着していて、引っ越し業者が搬入を済ませていてた




杏「梨々花ちゃん、お手伝い来たよ♫」


梨々花「杏ちゃん!岩ちゃんまで!ありがとう」


岩「お、お〜、やっぱすげーな。お嬢様は住むとこ違げーな」


梨々花「本当はアパートとかで良かったんだけど、両親がセキュリティもあるマンションが1人暮らしする絶対条件だって言うから」


岩「そりゃそうだよな、こんな可愛い娘さん心配でしょうがないよな」


杏「梨々花ちゃんの新しい生活のスタートだね」


梨々花「うん。嬉しい。」


岩「じゃあ、重いものダンボールとか家具とか俺運ぶからさ、杏は小物出したり手伝ったら?」


杏「うん!そうする!梨々花ちゃん遠慮なくなんなりと頼んでね、岩ちゃん力持ちだから」


梨々花「前から気になってたんだけど…、杏ちゃんと岩ちゃんて恋人同士…なの?」


杏「えっ!////」


岩「あ!そっか、言ってなかったんだっけ?俺達付き合ってんだ。俺が猛アタックして(笑)」


梨々花「そうなんだね〜。お似合いだよ」


杏「あ、ありがとう///」


岩「じゃ、日が暮れないうちに片付けよ!」


梨々花「うん!」







そうやって部屋の中の家具やダンボールの片付けをみんなでやった


半日以上かけて日が暮れかけたころ


ようやく片付けが終わった






岩「これで全部かな?」


梨々花「うん、これで全部終了!疲れた〜!」


杏「綺麗に片付いたね!良かった」


梨々花「ありがとう。2人のおかげで新しいスタートがきれそう♫」


梨々花「よし!さっそく新しいキッチンでコーヒーでも入れようかな」


杏「え、いいの?私も手伝うよ」


梨々花「いいの、杏ちゃんは座ってて。大丈夫だから」


梨々花「い、痛いっ…」


杏「梨々花ちゃん?!」


岩「どうした?!梨々花ちゃん!」


梨々花「痛いっ!」


岩「梨々花ちゃん!!」



慌ててキッチンに駆け寄ると


梨々花ちゃんが床にうずくまっていた



岩「梨々花ちゃん!どうした!大丈夫か?!」


杏「梨々花ちゃん!もしかして、お腹いたいの?!」



苦しそうに梨々花ちゃんが頷いた



岩「なんか変なの食べたかな?」


梨々花「痛い、痛いよぉ」


みるみるうちに梨々花ちゃんの顔色が悪くなり


呼吸も小刻みになって、意識が遠のきそうになっている


岩「だめだ!救急車!!」


俺は慌てて救急車を呼んだ


岩「大丈夫かな💦かなり痛そうだ」


杏「岩ちゃん…実はね、梨々花ちゃん…」


岩「ん?」








杏「妊娠…してるの」








岩「なんだって!!!」


杏「やっぱり引っ越しでムリしたのかな💦」


岩「なんでそんな大事なこと言わないんだ!」


杏「梨々花ちゃんが内緒にしててって。今は直人さんに迷惑かけたくないって」


岩「なんてこった、直人さんも知らないのかよ!」


杏「どうしよう、岩ちゃん( ˃̆௰˂̆ഃ )」


岩「杏は梨々花ちゃんについてて!どこの病院かすぐ教えて!俺、直人さん呼んでくる!たぶん会社だ!」


杏「うん!わかった」





マジかよ


梨々花ちゃんが妊娠してるだなんて


また、そうやって一人で抱え込んで…


梨々花ちゃん、


なんでそんなに頑張ろうとするんだ!


もっと…もっと直人さんに甘えていいんだ…












…………会社……………



岩「直人さん!やっぱここにいた!!」


直「おう!なんだよ岩ちゃん、どうした?」


岩「直人さん、来て下さい!」






直「え?なにー?今から?これからちょっとまとめなきゃいけないことあるんだけど、あとからじゃだめか?」


岩「今すぐ来て下さい!」


直「なに〜?なに慌ててんのぉ〜(笑)」


岩「梨々花ちゃんが…梨々花ちゃんが救急車で運ばれました」








直「えっ…」













直「いま…何つった?」