剛典と真剣なお付き合いを始めた


会うのは基本マネージャーの山下さんの家で


移動する時も3人のことが多かった


それでも剛典と会えることが嬉しくて


幸せだった



付き合いだしてから
剛典の人気はますます上がり






パフォーマーとしても


色々なアーティストさんとコラボしてライブをすると、チケットはあっと言う間にsoldout



俳優としての演技も認められ


数々の賞を受賞していった





たくさんのファンの人の黄色い歓声


サインや握手をする剛典


その姿を見るたびに


なんだか別の人を見ているようで…






次第に"RAINBOWのGUN"から


"岩田剛典"として


大きな仕事が怖いくらいに決まって行く







どんどん魅力を増していく剛典



剛典が大スターになればなるほど


なんとなく私は置いてきぼりにあったようで…




どうしても無理だったのは


ドラマや映画での女優さんとのラブシーン


仕事なんだと割り切って考えなきゃと思うんだけど、






どんな顔で


どんな感情でキスしてるの…


そう考えるとたとえ仕事だとしても


演技だとしても、やっぱり無理で…


私はそう言うシーンを未だに直視できずにいる。


ドラマの撮影に入ると


剛典は役に入り切る


もしかして、その演技の時だけは


その人のこと一瞬でも愛してたりする…?


ねえ…剛典…







『私のこと…ちゃんと見えてる?』








「どういうこと?」



剛典の視線が


グサっと心に刺さった気がした…