まさかの雷で停電して
思わず岩田くんに抱きついてしまった
暗闇の中で2人きり…
突然の告白だった
「俺…由美さんのこと好きです」
『……』
「由美さん?」
『岩田くん、それはちがう』
「何が違うの?」
『あ!私がちょっと優しくしすぎたかな?あれでしょ、頼りになるおばちゃん的な』
「何言ってんすか!!茶化さないでちゃんと聞いて下さい!」
「俺がそれとなく由美さんにアピールしてたの気づかなかったですか?」
気づいてたよ…
気づいたから
このままじゃいけないって思ったの
「俺、由美さんが好きです。本気です。」
『そ、そんなの、今だけだよ。』
「なんでそんなこと言うんですか…」
『今はいいよ、気持ちが高ぶって好きって気持ちが勝ってるかもしれない。でもこの先のこと考えたことある?』
「僕は由美さんがいい。由美さんじゃなきゃ…」
『10年後、やっぱり若い子がいいってなるに決まってるよ。そしたら私、どうすればいい?もう私には後がないの…。きっと立ち直れない』
「だからっ!俺は由美さんじゃなきゃだめなんです!
毎日毎日由美さんの事考えて、由美さんの笑顔に会いたくて…。」
『15も離れてるのよ!』
「だからなんなんすか!!そんなのまったく関係ない!僕が好きなんです!」
「僕が同い歳ならいいんですか?僕が歳上だったらいいですか?」
『それは…』
「僕は由美さんが好きなんです。それじゃだめですか?僕じゃだめですか?」
「由美さんを想う気持ちは誰にも負けません。それはこの先もずっと。」
「大好きです。僕と付き合ってください」
岩田くんの真剣な眼差しに
私の心はグラグラ揺れ動いた
だって
もう、気持ちを抑えることができないくらい
岩田くんのことが
大好きになってしまっていたから…


