高校以来会ってなかったつぐみ


この広い東京でなんの縁かまた出逢うことができた


もしかして運命なんじゃないかって


あまりの偶然に驚いた


8年ぶりにあいつを見たとき


変わらない笑顔に


俺はやけぼくいに火がついてしまった…







けど、あいつには好きな奴がいるかもしれない


いつも内緒ってはぐらかすから


本当の事はわからない


でも、街で偶然あいつを見かけて





なんだ、ちゃんといるんじゃん


って思ったけど


あいつの表情がなんだか悲しげで






とても好きな人といて楽しい…って感じには見えなかった




相手が随分年上の人に見えた俺は


なんだか胸騒ぎがしたんだ…





大きなお世話かもしれないけど


俺はあいつを呼び出した









つぐみ『なに?どうしたの?こんな時間に呼び出して』


臣「会った時に言おうと思ったんだけど…おまえ、綺麗になったよな」





つぐみ『やだー////何言ってんの臣』





臣「好きな人…いるのか?」


つぐみ『え?なによ、もう』


臣「いるんだろ?」


つぐみ『いるよ。』


臣「そいつはおまえの事が好きなのか?」


つぐみ『そんなこと臣が知る必要あるの?』






臣「おまえの事だけを見てくれているのか?」


つぐみ『好きって言ってくれてるよ』









臣「俺にはそんな風に見えなかったぞ…」




つぐみ…


おまえ


恋してはいけない人に


恋、してるだろ…