直人「なんだ、てめぇ?」


臣「いやっ、そのっ」


つぐみ『お兄ちゃん!この人は私のクラスメイトだから!転校してきてからずっと仲良くしてくれてんの!』


臣「あ、はい!登坂と言います!つぐみさんとはお友達で仲良くしてもらってます」


直人「お、なんだ、そっか…。クラスメイト」


つぐみ「もおー、怖いよいきなりそんな風にー」


直人「そんぐらいしとかねーとさ、おまえに悪い虫つかねーようにな」


臣「悪い虫…」


直人「おまえ、大丈夫だろうな?」


臣「え?何がっすか?」


直人「こいつに手出してねーよな」


つぐみ『ちょっと、お兄ちゃん!!臣はそんなんじゃないから!』


直人「わかってるよ。ちょっと釘刺したたげだよ。おまえ、もう22時過ぎてんじゃんか!早く帰れよ!」


つぐみ『わかってるよー!もぉ!』


臣「大丈夫です。俺ちゃんと妹さん送りますんで」


直人「おう!よろしく頼むな登坂くん!つぐみ、俺バイト行ってくっから、戸締まりちゃんとしろよ」


つぐみ『うん!大丈夫だから!行ってらっしゃい』







つぐみ『やっと行った…。』


臣「マジびびったんだけど。心臓バクバク」


つぐみ『ごめんね、お兄ちゃん男の子にうるさくって』

臣「あんなんじゃ、彼氏できねーだろ(笑)」


つぐみ『なかなかお兄ちゃんに認められる男の子いなくって(笑)』


つぐみ『うち、母親早くに亡くしてるからさ…。父親も最近新しい人と再婚してね。だから今お兄ちゃんと2人暮らしで。私のこと心配で仕方ないみたい。もう、子供じゃないのにね』



臣「お兄さん、学生さん?」


つぐみ『うん。もう3年だからそろそろ就活しないといけないのにね。生活費稼ぐためにバイト頑張ってくれてるの』


臣「そっか…。頼れるお兄さんだな。」


つぐみ『だから悪気はないのよ?本当はすごく優しいからね』


臣「うん、それ聞いてなんか安心した」






お兄さんと2人暮らしだなんて初めて聞いた


つぐみにあんな最強なボディーガードがいるなら安心だな


パッと見、超怖かったけどな(笑)


けど、あんな夜中までバイトだなんて


大変だろうな …