剛典「こんなに冷たくなって…」
葵『いいの私が待っていたかったから。花束…渡したくて…』
剛典「ありがとう。中に入って、大事な話しがある」
葵『大事な…話…』
剛典「吉田、もう帰っていい。」
吉田「承知いたしました。それでは失礼いたします」
剛典「葵さん。本当はもう少し時間をかけて僕の仕事のこと分かってもらおうと思ってたんだけど、僕にはもう迷ってる暇はないみたいなんだ」
葵『どういうこと?』
剛典「父さんにお付き合いしている大切な人がいることを言ってきました。葵さんのことです」
葵『えっ…』
剛典「条件を言われました」
葵『条件…?』
剛典「海外で2年間、デザインを学びながら自分のブランドを立ち上げること。」
葵『海外!?2年間?!』
剛典「そう…。離れ離れになってしまう。けど!!僕は必ずこの条件を達成してみせる!そして葵さんを必ず迎えに来る!」
葵『海外…行っちゃう…』
剛典「大切なものは葵さんだから。必ず迎えに来ます!」
葵『岩田くん…』
剛典「葵さん…剛典って呼んでもらえませか。」
葵『剛典…くん、私もうこんなにあなたのこと好きなのに…離れなきゃいけないの?いつから?』
剛典「遅くても2週間後には」
葵『こんなに好きなっちゃったのに…会えないの?』
剛典「泣かないで」
剛典「絶対に離したくないから、絶対に誰にも渡したくないから。俺、死ぬ気で頑張るから。待っててくれる?」
葵『私も絶対離れたくない!だから…待ってる。』
剛典「葵さん…」
葵『葵って呼んで…』
剛典「…花束なんかじゃなくて…葵が欲しい。葵のこと、抱いてもいい?」
そして2週間後
俺はLAへ旅立った
やってみせるんだ
必ず一人前の男になって
葵を迎えに来ると約束したから



