臣「え?俺に嫉妬?」
剛典「なんか俺だけ取り残された感じ」
臣「そりゃ8年いなかったんだし、ゆりだって変わるよ」
剛典「取り戻したい。その時間」
ゆり『た、剛典?取り戻せるよ。今から日本にいるんでしょ?ゆっくり取り戻そうよ、ね』
臣「じゃ、俺はお邪魔かな」
ゆり『なに言ってんのよ!臣も一緒にだよ』
臣「ゆり!おまえまだそんなこと言ってんのか!おまえは…」
ゆり『臣!ダメっ!』
剛典「なに?どうしたんだよ!」
煮え切らないがんちゃんに
俺はしびれを切らして
ゆりの腕を引っ張って…
キスしようとした
もちろん本気でしようとした訳じゃない
ゆり『ヤダっ!臣やめて!!』
剛典「臣!!やめてくれ!!ゆりを離せ」
ゆり『臣っ!』
剛典「離せって言ってんだろ!!」
臣「おまえら見てっと、イライラすんだよ!」
剛典「好きなんだよ!!」
ゆり『剛典…』
剛典「友達なんかじゃない。俺はゆりのことが好きだ!」
剛典「だからたとえ臣が親友でも、ゆりにそんなことするのは許せない。」
臣「なんだよ、やっぱ好きなんじゃん」
剛典「臣と仲良く話してる姿見て、寂しさを感じると同時に心の中にモヤモヤした感情が生まれた…
まさか俺、嫉妬してる?って。
今まで友達とばかり思っていたけど、もしかしたらそうじゃないなのかもしれないって」
ゆり『剛典…』
剛典「今、確信した。
俺はゆりのことが好きなんだって。」
引き寄せたゆりの腕を
俺はそっと引き離した…


