…あやside…



なにやってんの、私


どうして、
お兄ちゃんを困らせちゃうんだろう


彼女がいたっていいじゃん


お兄ちゃんもう30だよ!


わかってるよ、わかってる。


でも、お兄ちゃんと楽しく話してるあの人見てると私のお兄ちゃんを取らないで!って思うの


お兄ちゃんのこと大好きだから


兄妹として…


私だけのお兄ちゃんでいてって思うのは


おかしいのかな


小さいこが、パパみたいな人と結婚したいって思うのとおんなじ感情


それとも私…嫉妬してるの?




部屋にこもってると


お兄ちゃんが部屋の扉をノックしてきた




直人「あや…さっきは怒ったりしてごめん。あやの気持ち考えてやれなくて悪かった。」


あや『もう、いいよ。』


直人「ここ、開けてくれないか?あやに話したいことがある。」


あや『なに?』


直人「ここ…開けてくれ。ちゃんと話したい。」



いつもより真剣なお兄ちゃんの声に


私はゆっくり扉を開けた



直人「あや…、さっきは本当に悪かった。謝るわ、ごめん。」


あや『もう、いいってば』


直人「正直に言うよ。あの人は俺の元カノだ。」


あや『元カノ?』


直人「色々あってもう別れたんだ。今ではいい友達だ。」


あや『やっぱり、そういう仲だったんだ…』


直人「色々ちょっと相談にのってもらってて」


あや『なんの?』


直人「あや…。びっくりするかもしれないけど、ちゃんと最後まで話を聞いてくれ。」


あや『な、なに?どうしたの、お兄ちゃん』











直人「俺とおまえは、血が繋がっていない。」





え…


いま、なんて言ったの…