お兄さんがいなくなってしまう


俺は加奈のことを支えてやらなきゃいけない


俺自身もっと強くならなければ…








後日、俺は元カノに会う約束をした


俺のおふくろは俺に内緒で彼女に借金をしていた


いい歳をして若いオトコにフラフラして


繋ぎ止めるために金が必要で、あろうことか俺の彼女に金を借りていた


ろくでもない、おふくろだ。


ただ若い頃離婚して女で1つ俺を大学にやるまで頑張ってきたおふくろを


俺は見捨てることは出来なかった


彼女は浮気を繰り返して、それでも俺が1番だと…。でも俺にはもう恋愛感情はなかった。


お金も目処がついたのでもうこれで本当に終わりだと、彼女に伝えた


元カノ『そう…。お母さん大丈夫なの?』


剛典「おふくろのことは本当にすまない。もうオトコとも別れたみたいだし」


元カノ『わかったわ。新しい彼女‥大切にしてよ』

剛典「うん、大切にする。絶対に。」


元カノ『なーんか、羨ましいな…』



彼女の目から涙がこぼれ落ちたとき


いきなり誰かから胸ぐらを掴まれ殴られた


剛典「いっってぇー」


男「おまえかよ、こいつたぶらかしてんの!」


剛典「はあ!?」


元カノ『やめて!ちがうの!!この人はちがう!』


男「こいつ悲しませたら許さねーぞ」


元カノ「この人は違うから!安心して!」


男「そうなのか?あ、悪かったな、人違いみたいで」


剛典「…あ…はぁ」


元カノ『剛典。本当にごめん。もう大丈夫だから、行って!』


唇に血がついていたのか彼女がそっとハンカチで拭いてくれたとき


“今までありがとう‥元気でね”


そう俺に耳打ちした。


“おまえも今度こそ幸せになれよ‥”


1つの出会いが今幕を閉じた…