告白するって
先生に?
絶対ムリだろ
逆にOKだったら問題だ
でも、あっこが気持ちをちゃんと伝えたいならば、
それを止める権利は、俺にはないんだよな…
ーーー【あっこからLine】ーーー
今日ね、先生に告白したよ
そっか、、で?
君の気持ちには答えられないって
まぁ…そうだろうな
もっと他にいるだろーって。クラスの男子とかカッコいいやついっぱいって。笑って言うんだよ
先生の言うとおりだ
でも、恋したのがたまたま先生で…。
卒業したらいいんですか?って聞いたの
え…そしたら?
それも今は考えることじゃないって。学校は勉強するとこだろ、勉強ならいくらだって付き合ってやるって
あっこ?先生は間違ってないぞ
お兄ちゃん…私、もう学校行きたくない
おまえ、まだ家帰ってきてないのか?
チャリがないけど
あっこ?
おまえ、今どこにいる?!
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ちょっとだけ胸騒ぎがした
あっこがあんなに人を好きになって
自分の気持ちぶつけるの初めてで
だからわかるんだ
あいつはきっと笑ってるけど
心は傷ついて‥‥泣いてるはずだ
日も暮れて寒くなってきた
俺はバイクであっこが行きそうな場所を探した
そしてやっと見つけたんだ
隣町の公園のブランコに座ってるあっこを…
「みーっけ!」
『なんで…なんで先生なんか好きになっちゃったんだろ』
「…しょうがないじゃん、好きになっちゃたんだから。その気持ちに間違いはない。」
『うん…』
「すぐに忘れろって訳にはいかねーけど、先生は…諦めた方がいい」
『はぁ…。叶わない恋って…こんなにつらいんだ…』
肩を震わせて泣き出したあっこ…
背中に感じるそのぬくもりを
俺は思わず抱きしめそうになった
俺がこいつを守らなきゃ
それは兄貴としてなんかじゃなく…
そう感じ始めていた


