健全なカレ★カノ日記
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電話

ある日また
祐介からメールがきた。


もうしばらくきていなかったから
私は不意打ちすぎて
再び恐怖感が湧いた。

このままじゃまた男の子が怖くなる…!!


そのころ一番仲が良かった男の子は和也だったから
和也に『電話していい?』
とメールを打ち
電話を書けた。



怖くて怖くて
そんな時に
優しく電話で話を聞いてくれたから
安心して
私は泣いた。

泣いている私をとがめるでもなく、
和也は最後まで話を聞いてくれた。


泣き止むと
関係のない話で私を笑わせてくれた。


この日から
私は和也が異性として気になりだした。

次の日。
『いきなり電話とか昨日して引かれたかなぁ』
重い気持ちで
学校へいくと
『大丈夫か??』
と心配してくれた。

その日も
学校にいる間に祐介からメールが
きていて
私は怖かったけれど
和也がずっとそばにいてくれた。

『彼氏できたって言ったら??』
と言われて
言ってみた。


すると
祐介から
『何部なん??』
『かっこいい??』
『身長どのくらい』
『どっちからコクったん??』

としつこくメールがきた(ノ_・)
前回に彼氏できたと言ったトキより悪化(((p∩q。)


和也の提案で
架空の彼氏の像は
和也になった。

『バスケ部で身長は私より高いよ。向こうからコクられた』


その後もたくさんメールがきたが
和也が相談にものってくれて
泣くことはなかった。


これは五月の下旬の出来事。

男性恐怖症

和也には何でも話せた。
くだらないことも
悩みも。


私は
男性恐怖症になったことがあった。

それを和也に話していた。

男性恐怖症の理由は
中学生の時に告白してきた男の子、祐介―…。


フったのだが
しつこく付きまとってくる。


転校してからもメールを頻繁に送ってきて


地元に帰ると
たまに遠くからみていたりする。


話かけないのに
私を見た日には必ずメールを送ってくるのだ。


『今日真菜の事見かけたよ(*^_^*)久しぶりに見たら何か大人っぽくなっててやっぱり好きだ』
とか。


遠くから見られて
あとをつけられるのは
決して気持ちのいいものではない。



『彼氏できたから』

と勇気を出して言った。

すると
何か恋人同士が過ごす日や
休日には
『今日は彼氏と過ごすの?』

『最近彼氏とはどう?』


彼氏ネタしかこなくなった。

メールがくる度にうんざりで


どんどん嫌気がさした。



中③の冬、

愛犬の散歩中に

知らない自転車に乗ったオヤジに
スカートをめくられた。

私は反射的に自転車の荷台を掴んで
自転車を止め
痴漢を捕まえた。


痴漢にあったトキに色々事件が起きたのだけれど
機会があれば
別の日に書きます♪

痴漢にあってから
祐介を含めた
男たちはみんな
私の事を
“性的対象”にしか見ていない気がして

男の人が凄く怖くて
気持ち悪く思えて仕方なかった。

男の人がそばにいるだけで
鳥肌が立ち、
吐き気がし、
胃が痛くなった。


けれど受験が目の前。
どうしても行きたい高校は共学。



かなり自分の精神にカツを入れ、
わざと男といたり
苦しくても我慢し
無理矢理
男性恐怖症を克服した。



男の人とは普通に話せるようになり
モトに戻った私。




祐介を除いては―…。



しばらくメールが祐介からこなくなっていた。




けれど高校に入ってからも悪夢は消えなかった。








それを救ってくれたのは
和也だった。

出会い

私と和也の出会いは

運命的でも


ドラマチックでも何でもなかった。



高校で同じクラスになり、


出席番号が並んでただけ。



初めの席は出席番号順だったから
前後の席になった。

私の後ろが和也―…。



ちょくちょく喋りだしたら
スピードを上げて仲良くなった。



けれどアドレスを聞いていなくて
入学してから
一週間たってから
やっと私が聞き出した。


そして
どちらからともなくメールする毎日が始まった。