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夫のゴッドハンド


5:00

夫、私からの連絡を受け

すぐさま到着したが、院内にポツン。

暗闇を彷徨っているところを

ようやく発見され、私がいた分娩室へと

案内される。私と合流。

すでに私は会話困難。


6:00

痛みが和らいだ瞬間に、夫に伝える。

「腰!押して(カスカスのか細い声)」

まさかのまさか、iPhoneとは全く違う。

的確な位置に食い込んで来る夫の親指!

思わず心の中で叫んだ。

「神かよ!!!!」

人に押してもらうだけで、こんなに

痛みがマシになるとは知らなかった

「立ち会い出産って、夫いる意味ある~?」

って思ってたけど、、あるわ。

腰を必死になって押してくれた夫への

感謝の気持ちは、一生忘れないと思う。


7:00

ようやくいきみたい感覚が分かってきた。

周りが慌ただしくなり、夫は退出。

過呼吸のような短い呼吸で痛みに耐える私。

そのせいか、人生初の酸素マスクを

装着された。寒気がするような、

汗ばむような、、

手足はしびれ、痛みに震えていた。

「メガネ外しますね~!」

と言われ、ただでさえ歪んでいた視界が

さらにぼやけた。(裸眼視力0.05)



もうすぐ産まれます!

次に続く