新年あけましておめでとうございます。

チャンネル登録100万人突破ありがとうございます。


お先に言っておきます。皆さんの時間を奪わせてください笑わりと長文なので


今年は、元旦から最高な幕開けとなりました。

チャンネル登録100万人も突破し、皆のおかげで新年早々、この上なく幸せなスタートを切ることができました。


去年は、5月にひょんなことから、亀田1000万企画が始まり、今まで以上に挑戦づくしで、自分では想像もしてなかった世界が広がりました。


思えば、いつも僕は、簡単な好奇心で物事に突っ込んでみて、根拠のない自信で何も分からないままやってみたいことを試してみる


その時は、これからとんでもなく苦しい試練が待ち受けているなんて、これっぽっちも想像していませんでした。


こんなにも沢山の人の期待と不安を背負ったのは紛れもなく初めてでした。


でも、少しでも自分に可能性があるのならば、自分を信じて突き進みたい。


ドタバタで上京し、引っ越し作業もロクに終わらない中、すぐに練習がスタート。


はじめのアップ練習だけでヘトヘト。

スパーリングでは、2Rも持たない体力で血を流しながら、ボコボコにされる。


その日々は6年間運動もしてなかった僕には、生き地獄と言っても過言じゃありませんでした。


苦しくて、苦しくて、ジムに行く前は、辛いバイトの出勤前みたいな気分でジムに入る前に大きく深呼吸をして、気合いを入れて入り口に入ったのを今でも鮮明に覚えています。


でも、短期間で夢を実現するには自分が思う、人の三倍以上努力しないと叶わない。


少しでも、必死にならないとジムの人にも、どこぞの誰か分からないひよっこをボクサーとして認めてもらえない。


とにかく行動で見せるしかないと練習に必死でした。


自分の挑戦を認めてもらうには、言葉ではなく、頑張りで見せるしかない。


自分が逆の立場だったら、本気で頑張ってる人は無条件に応援したくなる。そう思うからです。


興毅さんに与えられたメニューをこなしながら、自分でも試行錯誤して、朝練では追加のメニューを組み込んだり、どんどん切り詰めて自分を追い込んでいきました。


でも、それが簡単なことではなく、本当に難しくて、目の前に弱い自分がいつも立ちはだかるんです。

ここで、追い込むのかどうか。

戦いで人に勝つには、まず自分に勝たないといけない。


それは今まで、自分の表現で「人を楽しませ、魅了する」というエンターテイメントの世界で活動していた自分とは違った感情をつくらなければいけない勝負と競争の世界。


人よりも強くなるためにストイックに自分を追い込み、沢山の誘惑を断ち切り、節制して精神を研ぎ澄ませていく。


そうしていくうちに、驚くことに、自分の中にうまれる感情の流れもどんどん変化し、ふざけたり、ボケたりすることが少なくなり、侍のように、1つのことに集中し、真面目な感情がうまれてきました。


そのボクシングに対しての感情と普段のYouTubeをつくる上での自分が交差し、切り替えが難しくて、葛藤する瞬間も多々ありました。


「ジョーらしくない。変わったね。」

沢山の意見が片目に見え隠れするなかで、

僕は自分で宣言したことを全うすることに必死でした。


決めたことはやり切る!

それを貫く難しさを毎日感じました。


そして、迎えた1回目のプロテスト。

動画はこちら↓

【ボクシングのプロテストに挑戦しました】


結果は不合格。


短期間で挑戦して、甘いのはわかっていたんですが、その現実は想像以上に厳しくて、


亀田家の看板を背負い、多くの人の応援を背中で受けながらの失敗は僕の心の許容範囲を超えての絶望で、涙すらも出ませんでした。


「このままじゃ終われない。だけど、どうしたらええんや。

もっかいやって無理やったらどうしよう。」


どうしようもなくて、その日の晩は、1人で夜道を一時間ほど亡霊のように自転車で徘徊しながら、ぐるぐるぐるぐる想いを巡らせました。

誰かと居ると無理やり笑顔つくっちゃう気がして


そして、はっと我に返って気付いたことがあり、自分に問いました。

僕は偉大な人達に囲まれる中で大きな勘違いをしてたんです。


その時の自分に対して投げかけた言葉がこれです。


「いつからや。いつから俺は。」


「いつから上手くできるなんて簡単に思うようになったんや。

いつから自分に才能があるなんて、勘違いするようになったんや。

才能がないからこそ、いっぱい考えて、人の3倍努力せなあかんねやろ。

凡人やから、人以上にやらなあかんねやろ。


いつでもどんな時でも全力ってのが、お前の目指してる生き方やろ


ちゃんと全力なってたんか。」


当たり前やったんです。

俺は普通の人間やから、失敗してむしろ当たり前。

1回やってすぐに、簡単にできるほど天才じゃないし、落ち込んでること自体おかしいんやと。


この悔しさをバネにして、立ち上がり、次は細分までもっと努力して、挑戦しよう。

凡人が夢を掴みとるには、それしかないねんから。


努力が足りなかった。

努力の仕方が悪かった。

本番に臨むまでのモチベーションづくりが悪かった。

失敗を勉強材料にして、肯定的に捉えて、また前に進むしかない。


そうしないと自分を否定し、自分が自分じゃなくなる気がしました。


興毅さんや亀田家にまた迷惑かけるわけにはいかない。


それでも失敗がフラッシュバックする中で、練習する日々は、まさに感情面でも自分との戦いでした。

家の空気は常にピリピリしていて、側で支えてくれているマネージャーには本当に申し訳ない想いでいっぱいでした。


結果で示すしかない。それが側で支えてくれる人への感謝の表し方。


その時は、もうプロライセンスというモノが僕にとって、どんな物よりも手にしたいものへと望みが大きくなっていました。


番組の放送は全部で三ヶ月間。あと一ヶ月。それまでに絶対!何がなんでも


そして、迎えた二度目のプロテスト。動画はこちら

【ボクシングのプロテストに再挑戦しました。】




もう後はありません。

湧き上がる失敗のイメージを常にかき消し、メモに書いた感情的な言葉をプロテスト本番の直前まで心に入れ、モチベーションを上げていく。


まだまだ未熟ではありましたが、練習の成果も垣間見え、一度目のプロテストよりは冷静にボクシングをすることができました。


そして、プロテストの次の日が結果発表でした。

結果が怖くも、待ち遠しく、その日は夜も眠れ…いや、ぐっすり眠りました。


そして、迎えた結果発表当日。

恐る恐る壁に張り出された結果の紙を見ると、、、


「合格」の二文字。


「よっしゃあああーーーー!!!」


ブラジルまで届くんじゃないかくらいの声で感極まり叫びました笑


後から大毅さんに「世界戦勝ったくらい喜んでるぞ」と言われたのを今でも覚えてます笑


僕の今までの人生からすると、何よりも嬉しい瞬間でした。



そして、この喜びと共に勢いですぐに言っちゃった言葉。


「デビュー戦やりたいです。」




つづく



3冊目の本の出版が決まりました!!

先行予約開始中!

僕の今までの挑戦の全てがここに書いてあります。

死ぬ気で、心込めてサイン書くから先行予約ほんまよろしくな!

【ジョーの自伝改訂版!先行販売予約URL!!】

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