アメリカ無一文横断最終章!!!
これ見て、今すぐなんか、走りたくなった
叫びたくなった(笑)
決して、楽ではなかった。
苦しかった泣いた笑った
逃げて、立ち止まって、たまに後ろを見たり、また進んで…
全ての人間らしい感情が僕の中でうごめいていました。
自分の命が震え上がるようなチャレンジをすれば、いつも感情、心の声が目の前に出てくる。
出てきた声は、
頭で考えてた「自分」というものを大きくしたり小さくしたり、その声を辿りながら、また道を進んでみる。
あと何千キロもあるんだとゴールを意識すると気が遠くなって…
いつだって、弱い自分が付きまとい、
常に今日とちう今がスタートで今日という今がゴールだと考えて生きてました。
人との出会いもそれを僕に痛感させてくれました。
この一期一会が一生に一度のものかもしれないと思って大切にするから、次のまた再会が用意される。
だから、本当に繋がるということは、僕の名刺をあげたり、Facebookを交換するということではありませんでした。
旅では痛切にそれを感じさせてくれたんです。
全ての今という通過点はゴールでそれを全力で走りきらないと、また先にあるゴールになんてつかない。
人生は、ゴールの連続なのかもしれないなと
今はそう感じるんです
だからこそ、
いつも安心して食ってた飯なのに、
食べれるときは、がっつり食らいつき、
ベットで寝れることがあれば、少しでも明日動けるように、ゆっくり寝ることに集中し、
洗濯なんてできた時は、洗剤の匂い、服の透き通った着心地がこんなにも温かく、優しく包んでくれるんだと感動し、
そして、人との出会いと別れのハグもいつもより、深く愛を交換し合うように涙もろくなる瞬間でした。
全ての今という行為に意識的に集中して、取り組んでたのは、この0円旅という過酷な旅があったからだと思います。
無いからこそ、有ることの有り難みを痛切に感じた旅でした。
次が簡単に用意されてることは、今を大事に進んでいたからだったんです。
紛れもなく、無一文で横断が達成できた事は、今の連続の創造でした。
この瞬間、自分、そして、さいどんがどう動くかによって、全く異なったストーリーを
常に歩むことができたんです。
出会う人が飯をくれた。お金くれた。乗せてくれた。
当たり前のように、でも、僕らにとっては当たり前じゃない行為を彼、彼女達はそこにいつもというほどある笑顔で与えてくれたんです。
もう会う人会う人がマザーテレサでした(笑)
だからこそ、僕たちは、沢山のものを持ち帰らせて、もらいました。
これ見て、また思い出した。あの感覚、
それが僕のチャレンジの理由です。
また夏終わり頃から、最高のパートナーであるさいどんと次の旅がはじまります(笑)
最後になりましたが、カメラマン兼編集者のさいどん、本当にありがとう。
君が居ないと、僕らの映像は決して成り立たない。
こんだけ、友であり、活動、仕事仲間であり、お互いの良さをこんなに理解しあって、
動ける人はなかなか居ないと思う。
国境のないウクレニストはちくんのエンディングテーマソング、
そしてかかるタイミングが神すぎるところにも注目してください(笑)