カリフォルニアにあるとあるホットドッグ屋。




そこのオーナーは日本人のジミー。




彼の所へ毎日、沢山の人達が集まる。


ホームレス、感染病患者、夫に逃げられて行き場を失ったシングルマザー、気さくなメキシカン、うっとうしいくらいお喋りのゲイ、野心を持った青年、大ビジネス家。。。




国籍、人種は様々。




沢山の人種の人が居るアメリカだからこそできる

インターナショナルを通り越したコミュニティ空間がこのホットドッグ屋にはあった。




ジミーさんは、このホットドッグ屋を儲けのためではなくそんなコミュニティ空間として開いた。




彼はこの店を通して

社会的な地位が低く、食べる事さえままならない人には無料で食事を与えた。




俺がベニスビーチへ向かう途中に道に迷って

ベニスへの道を尋ねたのが
彼との初めての出会いだった。



ジミーさん
「お前、飯食ったか?
腹減ってるだろ?飯食ってけ(^ ^)」




彼は不動産業、飲食業をカリフォルニアの至る所に展開するミリオネア!




彼の持ってる人をひきつける力は、今まで見た誰よりも偉大だ。



ある人は言った。

彼は豊臣秀吉みたいだと。



「豊臣秀吉は、人を殺さない。
人の欲しいものを与えた。
皆は、絶大な信頼を秀吉に持ち秀吉についていった。」





僕はこのホットドッグ屋で働く事によって

彼から沢山の「アメリカ」を教わった。




チップと言う制度があり、

大資本主義国家で多様な人種で構成されるこの国、アメリカ。



歩いてる人が皆、友達であるかのようなフリーダムな国家。




日本しか見た事がなかった俺は
かなりの衝撃を受けた。




坂本龍馬が黒船を見た時もこんな風だったのかなあ…(笑)




ジミーさん「日本はダメだよ。
国民が本当に困ってる時に助ける事もできない。
政府が国民を縛りつけてどうするんだよ。」





日本を変えたい!!!



このアメリカ社会をもっと知りたい。



英語をもっと学びたい。





ジミーさん「英語を覚えれば
もっともっと自分の世界が広がるぞ!
英単語一つ一つで解釈の幅をもっと広げろ!
翼が生えればお前はどこへだって飛んでいける。」





この旅、、、

アメリカを見る事に費やします。





また俺の気が変わってしまった(笑)


やっぱ旅だねえ。





明日からラスベガス向けて出発します!


世界から沢山の人達が娯楽を求めて集まるラスベガス。



そこで俺はどんな世界が見れるのだろうか。




アメリカに来る事はずっと昔から決まってたのかもしれない。





何かに導かれてる感じがする。。。