これがカルチャーショックか!笑



相手が何を思い何を感じてるのか分からない。
伝えたい事が伝えられない。



もっとお礼を言いたいのにThank you!しか言えねえ。



Sanbernardinoに向けて走り出した俺だったが、
地図もお金もないため自分がどこにいるのか分からない。


道を聞いても分からない。



なぜか全身タトゥーだらけのおっさんからコロナのサンダルを貰ったが何故、貰えたのか分からない。



酒を誘われたり、薬を誘われたりもしたが、何て言ってるかマジで分からん(笑)

運転手の親切心か
バスにタダ乗りできたが
なんでバスに乗れたんだ…



今の俺、
とりあえず「Yeah!」
って言って、その場を過ごす事しかできない(笑)

このままだと訳も分からずスケボーで進んでるだけになる…



金もないから確実に死ぬ。


こっちへ来て分かった情報だが
これからグランドキャニオンは既に氷点下を下回り、野宿が不可能。


アメリカ中部は、道路が凍結してる程らしい。

そして、アメリカの治安は日本と比べものにならんくらい悪い(笑)



そんな安全すぎる日本だったからこそ、俺みたいな何でもやったるって言うクレイジーボーイが生まれたんだろう!
ありがとう日本。





このままスケボーAND野宿ANDゼロ円AND 語学力0AND 計画性0で行けば確実に死ぬ(笑)



そこまで俺はバカじゃない。


破天荒で無謀なチャレンジにも計画性を。




だから、とりあえずお金を稼ごうと思った俺はロサンゼルスにある


日本人街のリトル東京に来た!

沢山ある日本のお店に片っ端から入って

「I have no money ! I want to work!」を連発して、



飛び込みで1週間程でも働かせて貰える所を探した。



でもでも、
住む所もなく、就労ビザも持ってないし長期で働けない俺を置いてくれる店はさすがにない。。。



そんな中、寿司屋のマスターのえんやさんが
「雇う事はできないけど、晩飯なら奢ったる」


と海鮮丼をご馳走してくれた!

[photo:01]

photo:02






神様ってマジでいるんだな(゚o゚;;




その後、近くの公園のベンチで野宿。


photo:03




寝てる間にイカレタ野郎が奇声発しながら何度も近づいて来る。




何言ってるかマジで分からん。



てゆか、マジで寝れねえ!



多分、マリファナ?を紙コップに入れた女の黒人が俺にそれを売りつけてくる。



しかも、いきなり何か言いながら首を触ろうとしてきた。




「Don't touch me ! shut up ! 」

とりあえず、知ってる暴言吐いて追い払った。



やっと、人が来なくなり俺は眠りに付いた。



朝、起きると俺の
「I'm poor Ninja. Crossing the States on the skateboard」

「I write your dreams AND favorite words in Japanese」と
書いた段ボールで作った看板2つが失くなってた。




あれを盗ってどうすんねん(笑)
ま、荷物が軽量化したからえっかな^ ^



そして、再びリトル東京を歩いてると


ピストルのスペシャリストである塚本さんに出会った。

その人にサブウェイをご馳走になる。

photo:04



本当にありがとうございました。





俺は日本人に助けられてばっかだ。

自分でなんとかせな!


ここは日本じゃない!アメリカだ。

日本みたいに安全やないんや。

このままじゃガチで死ぬ。



そんな中、ひろさんから連絡があり、


給料は出るか分からないが
1週間飯付き住み込みで働ける所を紹介してくれる事に。


それか、治験で何日か滞在してガッツリお金を貰うか。

とひろさんは提案してくれた。


どうなるかはまだ、話し中だが





明日からとりあえず、働くまでベニスビーチで路上で日本語を書いて売ろうと思う。



色んな人に言葉を書いてコミュニケーションを取り、

語学力をちょっとでも付けないと……


出会いも広がるはずだ。




これを乗り越えたらマジで俺は強くなる!!!





自分が動けば全てが変わる。




………つづく。