関空に集まった仲間。
そう、これから俺はいよいよ、初めてこの国を出るんだ!
そんな俺に仲間から心の込もった
たくさんの御守りや手紙、道具を貰った。
俺は1人じゃないんだな。
このアメリカ横断と言う夢は皆の夢でもあるんやな。。
と心底感じた。
皆に感謝の言葉を伝えようとすると、
ボロボロ涙が流れた。
こんなに人前で泣いたのは初めてかも知れない。
みんな~本当にありがとう!!!
俺、絶対、やり遂げて笑顔でまた皆に会いに来るからな(^O^)/
涙で目をうるわせながら飛行機に乗った。
慣れない機内食を食べて寝て食べて寝て、、、
隣にはケニア人のおっちゃんが座っていた。
白ワインをスチュワーデスに頼んでる。
そして、俺もスチュワーデスに言う。「Me too!」
スチュワーデスがすぐに俺にビールを差し出した。
俺「サ、サ、サンキュー。。」
ロサンゼルスに着いた。
そして、魔のポイント【入国審査】
俺は知り合いから教わった通りに、
友達に会いに来て、一緒に観光すると伝えた。
あらかじめ控えてあったロスのユースホステルの住所も見せ、滞在期間も聞かれたので答えた。
ここまではスムーズだったが
次の審査官の一言で事態は一変した!
審査官が帰りのチケットを俺に見せてくれと要求した。
俺は、帰りの航空券の印刷を渡した。
…と共に出会った人に渡す俺のプロフィール用紙も重なって渡してしまった>_<
「しまった!!!」
あの用紙にはお金をほとんどかけずにアメリカ横断、スケボー旅、路上詩人のことなど審査官には内緒にしておくべき情報が沢山書かれていた!
案の定、審査官が他の審査官を呼び、ザワザワし始めた。
そして、俺は別室に連行された。
そこには、日本語通訳の白人のばあちゃんが居て俺に質問の荒らし。
ばあちゃんは、日本語があまり上手くないらしく俺の言葉をあまり理解してくれない…
俺の心臓もそろそろ爆発しそうだ。
このままだとマジでやばい!
俺はアメリカの知人にマジで会いたい!とか言ったり、
スケボーだけじゃなく、知人の車やバスでも移動するとか、
路上活動はしないとか英語が喋れないなりに何とか伝えた。
審査官の顔は険しく、
俺のプロフィール用紙を見にくる他の審査官達は鼻で笑う。
「マジでやべえ!!!」
俺は、日本に強制送還される事が頭によぎった>_<
心臓の鼓動が凄い。。。
そうやってるうちに1時間は経っただろうか…
通訳のばあちゃんが荷物の方へ案内すると言い、手招きした。
俺は遂に駄目になったと思った。
荷物と共に俺は日本へ逆戻りなのか…
そして、荷物の前に着いた時、通訳のばあちゃんが笑顔で言った。
「もう行っていいよ。Have a nice trip!」
「っしゃああああ!」
そのばあちゃんがマジで天使に見えた。
そして、ロスの空港の中央出口で待ち合わせしていた
親友のやすくんの友達、ひろさんに会う!
ひろさんはロスでラーメン屋をプロデュースしている。
ひろさんに俺は連れられてファーストフード店をご馳走になり、その後、
スケボーの発祥の地であり、
路上文化が盛んなベニスビーチに連れて行って貰った(^O^)/
綺麗な空の下で色んな人達が自分たちのパフォーマンスをしている。
日本では、こんなに「表現」が集まった場所を見たことがない。
まさにアート、音楽、スポーツが凝縮された自由でピースフルな場所だった。
スケートパークへ行くと、
ちっちゃい女の子も反り返った坂をビュンビュン滑りまくってた(゚o゚;;
さすがスケボー発祥地!!!
ひろさんが他の用事があると言うので
、一旦、別れ、俺はひろさんが迎えにくるまで
この地、ベニスビーチで路上詩人をする事にした(^O^)/
俺「Hallo! I write Japanese poem.
How about you?」
俺は自分の前を通り過ぎる人に中学生レベルの英語で話しかけまくった。
ほとんどの人が笑顔で通り過ぎて行った。
でも、たまに興味を持ってくれる人も居て、
そんな人にはプロフィール用紙を渡して、バンバン、ジェスチャーでアピール(^O^)/
すると、横の路上パフォーマンスをしているおっちゃんが話し掛けて来た。
彼は、自分のポケットから出した1ドル札を丸めて遠くへ投げて、
自分のペットの犬にそれを取りに行かせて「俺の犬は金が好きなんだ」とか言いながら面白おかしくパフォーマンスしていた。
そんなおっちゃんが詩を書いてないのに俺に1ドルをくれた!!!
おっちゃんが何か英語で一言、言ったが聞き取れなかった。
でも、多分、頑張れって事を言ってくれたと思う^_^
「っしゃあ!Thank you very much !」
その後も俺は声をたくさんの人に掛けた。
中にはプロフィール用紙を目の前でゴミ箱に捨てるおっさんも居たが俺はめげずに頑張った!
すると、家族連れのお父さんが娘の名前を書いてくれと言って来た!
初めてのお客さんやあ\(^o^)/
下手やけど、マジで気持ちを込めた。
そのお父さんは、凄く喜んでくれた。
最後にそのお父さんは「ありがとう」と
日本語で言って2ドルくれた^_^
次の人は日本人留学生^_^
ロスに来て、5ヶ月だそう。
こっちへ来て英語をかなり勉強してるみたいだ。
彼の好きな言葉は「諦めたらそこで試合終了」
努力家の彼にぴったりの言葉だと思った。
そうこうしてるうちにベニスビーチの日が暮れて来た。
この景色はロスで初の路上パフォーマンスをする俺に「お疲れさん」と言ってくれるみたいだった。
そして、俺は用事を済ませたひろさんとまた、会うために待ち合わせの場所へと向かった。
ひろさんは、車でハリウッドにあるユースホステルに連れてってくれた。
車内でひろさんは、
アメリカ中部に入ると気温が氷点下になり、
とてもじゃないけど、スケボーや野宿はできないと教えてくれた。
不安の募る俺……
でも、とりあえず、行ってみよう!
やばくても、その時の判断はその時の俺が決める!
今は進むのみ!
ユースホステルに着いて、ひろさんに別れを告げた。
ひろさん「何かあったら電話して来い!俺が何とかしたるから」
本当に良い人だ!!!
俺「ありがとうございます!」
それにしても、やすくんと同じ事を俺に言ってる(笑)
ユースホステルのリビングで
オーストラリアから仕事に来ている男の人に出会った。
彼にできない英語とジェスチャーで自己紹介していると
「Are you hungry?」
と聞かれた。
俺「……Yes I am.」お腹がかなり減っているが微妙な気持ちで俺は答えた。
すると、彼は快く食事をくれた。
「Thank you very much!」
もっとお礼を言いたかったがその一言しか言えなかった。
彼の親切がさっきまでの不安を少しほどいてくれた。
マジでありがとう!!!
俺は日本から持ってきた5円玉をプレゼントした。
「もう1枚あげます。こっちはあなたの大切な人に渡してください。」
そして、もう1枚5円玉をプレゼントした。
彼は日本語でありがとうと言ってくれた。
その後もリビングで一人残り、
明日の予定を立てていると
「Hi!」
と声が聞こえた見ると日本人っぽい顔の青年が居た。
彼はじゅん!
20歳の学生で俺と同じドミトリールームに泊まっていた。
1ヶ月前に右も左も分からない状態で
ロスに来て今はロスに大分、慣れて、次はニューヨークに行くみたいだ。
じゅんは、音楽と映像を作る夢があり、、
勉強嫌いだった彼は、アメリカへ来て、勉強が好きになったと言う。
「知らない事が知りたい事になった」
と感じたみたいだ。
彼は言う「アメリカへ来て思った事はアートが凄く身近ということ」
確かにユースホステルの壁一面にも、
ユーモア溢れるアートが描かれていた。
まさに「表現の自由」
そんな1日でした。
と1日目を閉めようと思ったが、まだ終わりじゃない!
じゅんと2、3時間語っていると、
リビングにさっき別れたはずのひろさんが入ってきた(゚o゚;;
なんと、ひろさんは、俺が車に忘れていたダウンジャケットを忙しい中わざわざ届けに来てくれたんだ!
ひろさん「これがないと冬、困るからな」
本当に良い人だ!!!
ありがとうございます!
こんな事、言ったらいけないかも知れないけど
また、ひろさんと会えて嬉しかった。
今回の旅も沢山の人の出会いと優しさにまだまだちっぽけな俺は支えられてます。
そう、これから俺はいよいよ、初めてこの国を出るんだ!
そんな俺に仲間から心の込もった
たくさんの御守りや手紙、道具を貰った。
俺は1人じゃないんだな。
このアメリカ横断と言う夢は皆の夢でもあるんやな。。
と心底感じた。
皆に感謝の言葉を伝えようとすると、
ボロボロ涙が流れた。
こんなに人前で泣いたのは初めてかも知れない。
みんな~本当にありがとう!!!
俺、絶対、やり遂げて笑顔でまた皆に会いに来るからな(^O^)/
涙で目をうるわせながら飛行機に乗った。
慣れない機内食を食べて寝て食べて寝て、、、
隣にはケニア人のおっちゃんが座っていた。
白ワインをスチュワーデスに頼んでる。
そして、俺もスチュワーデスに言う。「Me too!」
スチュワーデスがすぐに俺にビールを差し出した。
俺「サ、サ、サンキュー。。」
ロサンゼルスに着いた。
そして、魔のポイント【入国審査】
俺は知り合いから教わった通りに、
友達に会いに来て、一緒に観光すると伝えた。
あらかじめ控えてあったロスのユースホステルの住所も見せ、滞在期間も聞かれたので答えた。
ここまではスムーズだったが
次の審査官の一言で事態は一変した!
審査官が帰りのチケットを俺に見せてくれと要求した。
俺は、帰りの航空券の印刷を渡した。
…と共に出会った人に渡す俺のプロフィール用紙も重なって渡してしまった>_<
「しまった!!!」
あの用紙にはお金をほとんどかけずにアメリカ横断、スケボー旅、路上詩人のことなど審査官には内緒にしておくべき情報が沢山書かれていた!
案の定、審査官が他の審査官を呼び、ザワザワし始めた。
そして、俺は別室に連行された。
そこには、日本語通訳の白人のばあちゃんが居て俺に質問の荒らし。
ばあちゃんは、日本語があまり上手くないらしく俺の言葉をあまり理解してくれない…
俺の心臓もそろそろ爆発しそうだ。
このままだとマジでやばい!
俺はアメリカの知人にマジで会いたい!とか言ったり、
スケボーだけじゃなく、知人の車やバスでも移動するとか、
路上活動はしないとか英語が喋れないなりに何とか伝えた。
審査官の顔は険しく、
俺のプロフィール用紙を見にくる他の審査官達は鼻で笑う。
「マジでやべえ!!!」
俺は、日本に強制送還される事が頭によぎった>_<
心臓の鼓動が凄い。。。
そうやってるうちに1時間は経っただろうか…
通訳のばあちゃんが荷物の方へ案内すると言い、手招きした。
俺は遂に駄目になったと思った。
荷物と共に俺は日本へ逆戻りなのか…
そして、荷物の前に着いた時、通訳のばあちゃんが笑顔で言った。
「もう行っていいよ。Have a nice trip!」
「っしゃああああ!」
そのばあちゃんがマジで天使に見えた。
そして、ロスの空港の中央出口で待ち合わせしていた
親友のやすくんの友達、ひろさんに会う!
ひろさんはロスでラーメン屋をプロデュースしている。
ひろさんに俺は連れられてファーストフード店をご馳走になり、その後、
スケボーの発祥の地であり、
路上文化が盛んなベニスビーチに連れて行って貰った(^O^)/
綺麗な空の下で色んな人達が自分たちのパフォーマンスをしている。
日本では、こんなに「表現」が集まった場所を見たことがない。
まさにアート、音楽、スポーツが凝縮された自由でピースフルな場所だった。
スケートパークへ行くと、
ちっちゃい女の子も反り返った坂をビュンビュン滑りまくってた(゚o゚;;
さすがスケボー発祥地!!!
ひろさんが他の用事があると言うので
、一旦、別れ、俺はひろさんが迎えにくるまで
この地、ベニスビーチで路上詩人をする事にした(^O^)/
俺「Hallo! I write Japanese poem.
How about you?」
俺は自分の前を通り過ぎる人に中学生レベルの英語で話しかけまくった。
ほとんどの人が笑顔で通り過ぎて行った。
でも、たまに興味を持ってくれる人も居て、
そんな人にはプロフィール用紙を渡して、バンバン、ジェスチャーでアピール(^O^)/
すると、横の路上パフォーマンスをしているおっちゃんが話し掛けて来た。
彼は、自分のポケットから出した1ドル札を丸めて遠くへ投げて、
自分のペットの犬にそれを取りに行かせて「俺の犬は金が好きなんだ」とか言いながら面白おかしくパフォーマンスしていた。
そんなおっちゃんが詩を書いてないのに俺に1ドルをくれた!!!
おっちゃんが何か英語で一言、言ったが聞き取れなかった。
でも、多分、頑張れって事を言ってくれたと思う^_^
「っしゃあ!Thank you very much !」
その後も俺は声をたくさんの人に掛けた。
中にはプロフィール用紙を目の前でゴミ箱に捨てるおっさんも居たが俺はめげずに頑張った!
すると、家族連れのお父さんが娘の名前を書いてくれと言って来た!
初めてのお客さんやあ\(^o^)/
下手やけど、マジで気持ちを込めた。
そのお父さんは、凄く喜んでくれた。
最後にそのお父さんは「ありがとう」と
日本語で言って2ドルくれた^_^
次の人は日本人留学生^_^
ロスに来て、5ヶ月だそう。
こっちへ来て英語をかなり勉強してるみたいだ。
彼の好きな言葉は「諦めたらそこで試合終了」
努力家の彼にぴったりの言葉だと思った。
そうこうしてるうちにベニスビーチの日が暮れて来た。
この景色はロスで初の路上パフォーマンスをする俺に「お疲れさん」と言ってくれるみたいだった。
そして、俺は用事を済ませたひろさんとまた、会うために待ち合わせの場所へと向かった。
ひろさんは、車でハリウッドにあるユースホステルに連れてってくれた。
車内でひろさんは、
アメリカ中部に入ると気温が氷点下になり、
とてもじゃないけど、スケボーや野宿はできないと教えてくれた。
不安の募る俺……
でも、とりあえず、行ってみよう!
やばくても、その時の判断はその時の俺が決める!
今は進むのみ!
ユースホステルに着いて、ひろさんに別れを告げた。
ひろさん「何かあったら電話して来い!俺が何とかしたるから」
本当に良い人だ!!!
俺「ありがとうございます!」
それにしても、やすくんと同じ事を俺に言ってる(笑)
ユースホステルのリビングで
オーストラリアから仕事に来ている男の人に出会った。
彼にできない英語とジェスチャーで自己紹介していると
「Are you hungry?」
と聞かれた。
俺「……Yes I am.」お腹がかなり減っているが微妙な気持ちで俺は答えた。
すると、彼は快く食事をくれた。
「Thank you very much!」
もっとお礼を言いたかったがその一言しか言えなかった。
彼の親切がさっきまでの不安を少しほどいてくれた。
マジでありがとう!!!
俺は日本から持ってきた5円玉をプレゼントした。
「もう1枚あげます。こっちはあなたの大切な人に渡してください。」
そして、もう1枚5円玉をプレゼントした。
彼は日本語でありがとうと言ってくれた。
その後もリビングで一人残り、
明日の予定を立てていると
「Hi!」
と声が聞こえた見ると日本人っぽい顔の青年が居た。
彼はじゅん!
20歳の学生で俺と同じドミトリールームに泊まっていた。
1ヶ月前に右も左も分からない状態で
ロスに来て今はロスに大分、慣れて、次はニューヨークに行くみたいだ。
じゅんは、音楽と映像を作る夢があり、、
勉強嫌いだった彼は、アメリカへ来て、勉強が好きになったと言う。
「知らない事が知りたい事になった」
と感じたみたいだ。
彼は言う「アメリカへ来て思った事はアートが凄く身近ということ」
確かにユースホステルの壁一面にも、
ユーモア溢れるアートが描かれていた。
まさに「表現の自由」
そんな1日でした。
と1日目を閉めようと思ったが、まだ終わりじゃない!
じゅんと2、3時間語っていると、
リビングにさっき別れたはずのひろさんが入ってきた(゚o゚;;
なんと、ひろさんは、俺が車に忘れていたダウンジャケットを忙しい中わざわざ届けに来てくれたんだ!
ひろさん「これがないと冬、困るからな」
本当に良い人だ!!!
ありがとうございます!
こんな事、言ったらいけないかも知れないけど
また、ひろさんと会えて嬉しかった。
今回の旅も沢山の人の出会いと優しさにまだまだちっぽけな俺は支えられてます。