朝、学校に着くなり、、、、

「げっ、、。橋場先輩、、、、。」

「おはよう!!ね、昨日のこと、、、、。」

いきなりそれかよ・・・・。

「おれじゃ駄目?」

はっきり言う事にした。

「あぁー、そうですね。

だめですよ。はっきり言っときますけど、

あたしにもうかかわらないでください!

・・・・・ほら、幹奈さんだっているし、、、、、。」

「そーゆーことじゃねぇんだよ

周りからは、軽いとか言われれてる。

確かに今まで俺がとってたこうどうは、悪かった。

けど、、、奈津はほんきなんだよ!!」

「なんで、、、、あたしは本気なんですか?

あたし、好きな人はいないけど、、、、、。

無理・・・・・・なんです!!」

思わず、叫んでしまった。

にげよう!!

「そっ、、、、、それじゃぁ・・・・・・。」

走り出す。

なんで・・・・・・・・・・・・・・・?

なんで、あたしはいいわけ?

だって、、、、、あたしは橋場さんとの共通点そんなにないのに。。。。

もう、イヤになるよ、、、。


外へ出ると、冷たい風が優しく吹いていた。

ストレートの茶色の髪や、制服のスカートがなびいている。

「秋・・・・・・・だなぁ。」

つぶやいたとき、去年のことを思い出す。

美羽の家へ向かう細い道。

「ここ・・・・・・だったよね・・・・。」

ここにやきいもを売ってたおじちゃんがいた。

すごく笑顔で、優しくって・・・・・・・。

でも、そのおじちゃんは、心臓の重い病気で

近くの病院に5日後入院。

11月の初日に・・・・亡くなった。

あたしと美羽は、次の日におじちゃんの家に行ったんだっけ・・・・。

それも知らずに。その日焼き芋売ってなかったからって・・・・

でも、おばさんが

「オジチャンネ、ジンジャッタノ・・・・。

キノウネ、、、、ダカラキョウカラ

オバサンヒトリボッチナノヨ。」

・・・・・・って・・・・。

その時は、もちろんあたしも泣いた。

その時、身近に感じた「死」を小6のあたしたちは、もう

受け止めれていたと思う。けど、、、、受け止められなかった。

嘘だって。。。。信じたくなったんだ。

そんなことがあったから、

美羽には死んでほしくない。

それが、自殺なんて・・・・・。

あたしの足が早足になって、

美羽の家に着いた。

チャイムを押した。

「あら、、、なっちゃん?

ごめんねぇ、今日は、学校お休みなの・・・・。

悪いけど・・・・・・・・・・・」

「話したいんです!!!

あたし。、わかってるんです!

美羽の不登校の理由・・・・・。

だから、、、、だから、、、、。」

「えっ、、、、、、美羽、今部屋に閉じこもってるのよ。

それでも、いいなら・・・。」

「おじゃまします!!」

美羽の家はしょっちゅう遊びに行っていたから分かっている。

「美羽、美羽・・・・・・・!!」

ドアをノックする。

「な・・・・・なちゃん?!!」

「あっ・・・・・あけるよ!!!」

「えっ・・・・やだ、やめて!」

開けてみると・・・・・・・

「美羽・・・・・・・・・。」

美羽のくせっけのロングヘアーは

ハサミでむりくり切ったような、

さばさばのショート。

でも、限りなくセミロングに近い。

「どうしたの・・・・・・?」

「あーちゃんに、髪の毛わざと

きられちゃって・・・・・。

それで、学校にくんなって電話がきて、、、

それがいろんあ人から来て・・・・。」

美羽の眼が涙目・・・・・・。

「それで、いきなり腹痛になって、

病院にいったら、ストレスがたまりすぎだから

家で安静にしてろって・・・・・。」

「じゃ、なんで不登校なんて・・・・

欠席でいいでしょ?」

「あーちゃんが、不登校にしなきゃ殺すって

おどして、嘘の噂も流してやるって・・・・。」

「そっか、、、、でも、その事はお母さんにちゃんと

言わなくちゃ・・・・。今日は、あたしが東華にその事

報告するから。。。。できたら明日、学校で会おうね!」

「うん・・・・・。」

「よしっ、、、、学校にいくね。」

あたしが立ち上がっていこうとしたとき、

「な、、、、なっちゃん。」

「ん?」

「今日は、、、、ありがとう!

おかげですっきりしたよ・・・・。

ほんとうにほんとうに!!」

「いいんだって!

うちらは、心友なんだから!」

「ありがとう・・・・・!」

今日初めてみた、、美羽の笑顔。

あたしまで、気分がよくなった。


その日の夜に夢を見た。

あたしが美羽の家にいっていた。

「美羽。あけるよ・・・・。」

もちろん返事はない。

あたしは思いきってあけた。

そこには、自分でナイフを

腹にさしたみうがいた。

「みっ・・・・・美羽!!」

あたしは急いで駆け寄る。

カーペットのあざやかなオレンジ色は

一気に赤へと変わる。

「・・・・・・・・なっちゃん?」

「美羽!なにやってんのさ!

死なないでね!

美羽ーーーーーーーーーーーーー!」

あたしは、叫ぶだけ・・・・。

救急車が来た。

でも、美羽はしんだ。

その夢が忘れられず、

あたしは今日、朝に美羽の家に行くことにした。