着ぐるみヒーロー番組でね。
悪の戦闘員が正義の味方を後ろから正々堂々と刺そうとしたのね。
すると悪のボスが「それは我輩の美学に反する。背後からの不意打ちで勝つくらいなら負けたほうがよい」
と言って、戦闘員を叱るの。戦闘員は「ポカーン」ですわ。ボスの夢を叶えるために一生懸命やってるのに叱られちゃって。
「あれ?なんか俺だけ悪者??」みたいな。
ボスの言いたいことはわかるよ。日本のプロ野球で言えば、「ドーピングや審判の買収してまで勝ちたくない。」ってことでしょ。
でも戦闘員の考え方もわかる。「なら金銭トレードや外人加入もやめさせろよ、おまえの作戦は中途半端なんだよ!」みたいな。
実際、「どんな卑怯な手を使ってでもかなえたい夢」をもっている人に俺はあったことがない。
ドラマやヒーローものの作り話の中でさえ、ボスクラスになると夢そのものよりも夢を叶えるための過程に重きをおく人ばかりだ。
「おまえの夢はそんなもんか?」
と問えば
「夢とはそういうものだ」
と言われそうですが。
格闘技漫画とかだと
「世界一強い男になりたい人」は過程にこだわり、
「世界一強い男になって有名に、金持ちになりたい人」は過程にこだわらない。(その金で田舎の両親に楽をしてもらいたい的な場合とくになりふりかまわない所は前述の戦闘員と似ている)
ファンタジー恋愛漫画とかだと
「片思い女の子の脳・精神に魔法をかける」はNG
「片思いの女の子にいいとこをみせるため自分に魔法をかける」はOK
(しかしエロ漫画では直接相手の精神に魔法をかけるどころか直接あんなことやこんなこともしちゃう。アア大人ってフケツ)
すっごい好きな娘がいて
「その娘が自分を好きになる薬」はNG
「その娘が幸せになれる薬」はOK
すっごい嫌いな奴がいてそいつが不幸になる薬もOK
まあ「嫌いな奴が不幸になるのが俺の夢だ」なんて変わり者にもあったことはありませんが。
「どんな方法をつかってでもかなえたい夢」をもっている人なんて、いるんだろうか?
もしあるなら、その人のその夢は、どんな夢なんだろう?
.
