My name is Dragon 009 | My name is Dragon ×420Four Twenty

My name is Dragon 009

「ねえ、私たちこれからどうなるの」


「君は美しい、それだけでも何とでもなるさ」


「冗談ばかり言ってないで、どうするの」


「実はアメリカへ行こうと思ってるんだ」


「そうなの、じゃぁ行ってくれば」


「止めないのか?」


「止めても無駄でしょ」


「九ヶ月だけだから、終わったらすぐに帰ってくる」


「私はどうするの、ただ待っているの?」


「それは何とか考えるから、君は心配しないでいい」


「心配するなですって!」


「ああ、心配するな」


「そうね、心配なんかしないわ」



My name is Dragon ×420Four Twenty-009

遠くで鐘が鳴っている。海の向こうの小さい島で。僕の身体から遠くへ一つ一つ去っていく。