福音館書店復刊セットを見て、思わず買ってしまいました。東京子ども図書館共同企画…。
東京都中野区にある公益財団法人「東京こども図書館」と福音館書店の共同企画です。
福音館書店の創立70周年記念出版と、東京子ども図書館の3年間にわたる復刊キャンペーン「いま、この本をふたたび子どもの手に!」に寄せられたリクエストが合わさってのものだそうです。
東京子ども図書館は、子どもの本と読書のための私立の図書館です。
絵本8冊セットのこの箱は、まさしく実物の「東京子ども図書館」の建物のイメージです。
以前、何度か通った場所です。なんとも懐かしく、うれしくなりました。それが、思わず買ってしまった理由の一つです。
もう一つの理由は、今まで買いたくとも買うことができなかった絶版の絵本が復刊したからです。『かまきりのちょん』『ちいさなたいこ』などなど。
今回福音館書店から復刊したのは
・『ちいさなたいこ』(松岡享子作/秋野不矩絵)
・『へそもち』(渡辺茂男作/赤羽末吉絵)
・『かまきりのちょん』(得田之久作絵)…是非これから夏にかけて子ども達にどうぞ。
・『よるのびょういん』(谷川俊太郎作/長野重一写真)
・『おばけのジョージ』(ロバート・ブライト作絵/光吉夏弥訳)
・『ママ、ママ、おなかがいたいよ』(レミイ・シャーリップ/バートン・サブリー文
レミイ・シャーリップ絵/つぼいいくみ訳)…切り絵が素敵です。
・『きんいろのしか バングラデシュの昔話』
(ジャラール・アメード案/石井桃子再話/秋野不矩画)…ストーリーテリング(おはなし・素話)としても語られることもあります。
・『クリスマスのうさぎさん』(ウィルとニコラス作絵/わたなべしげお訳)
以上8冊です。
箱入りは8冊セットのみですが、ぜひ心惹かれる絵本があれば、1冊でも購入できます。
時の試練を経た、力のある絵本です。どうぞ、子どもたちと楽しんでください。