『第二音楽室 School and Music』 佐藤多佳子  

                      文藝春秋 2010.11

 School and Musicシリーズ第1作です。

読んでみました。


第二音楽室―School and Music/佐藤 多佳子
¥1,500
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今年の中学生の課題図書『聖夜 School and Music 』

 は、School and Musicシリーズ第2作

聖夜 ― School and Music/佐藤 多佳子
¥1,450
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この2作品は、登場人物が同じというわけではなく、
舞台が 学校と音楽 というところが共通点です。
『聖夜』については、以前ブログで書きました。
『第二音楽室』は4つの短編からなっています。
・第二音楽室・・・小学校6年生6人が主人公。
           鼓笛隊のピアニカ組になってしまった6人。
           6年生でピアニカ組になるということは、
           他の楽器からあぶれた、残り物ということ。
           その6人が、第二音楽室で練習すること
           になり・・・

・デュエット

・FOUR   この2作は中学生が主人公

・裸樹・・・中学時代、なんでもないことからはみごにされ
      不登校になった女の子が主人公。
      そんなとき、公園で正体不明のギター弾きの女性
      とであう。
      その後、女の子は
      以前の自分を知っている人が誰もいない高校で 
      自分をかくしながら、他者の目におびえながら
      女子高生を演じている。
      しかし、バンドを組むことになり・・・

私は中学生なら、『聖夜』よりこちらを

読んでほしいと思いました。

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