ラジャとアミールとタナール
ラジャとアミールとタナール
インドの辺境の町に住む善良な市民。
さて、こんな超モブの考察をこんなに続けるとは思いませんでしたが、彼らには秘密がありました。
それは名前です。
「ラジャ」と聞くと私は「とっても!ラッキーマン」のバトラーくんを想像してしまう。
応答の声ですね、ラジャ。
しかし、古代インド語であるサンスクリットにおいては『ラジャ(ラージャ)』とは貴族や君主を意味する非常に恐れ多い言葉である。
『マハラジャ(王)』といえば聞いた事がある人もいるでしょう。
元々は約4000年前にアーリア人がもたらした「ラージャン(族長)」が語源。
ゲームとかでもナーガラージャ(蛇の王)とか、ラージャンとか出てきますね(^^)
元々は絶対的な王の意で使われていたラージャも、一般に知れ渡り様々な階位に称され、格が著しく落ちたという。
イギリス植民地時代は、ラージャは統治する藩王にも使用された。
つまり、ケンブリッジマンがミーナの町を統治しているとするならば、『ケンブリッジマン・ラージャ』と呼ぶのである。
そしてアミールという意味。
アミールはイスラム世界での称号で、君主号に用いられる。
アラビア語で『総督』や『司令官』といった意味で、イスラムでは王族や貴人といった者に使用される恐れ多い言葉なのである。
総督の末裔ケンブリッジマンがあの市場に襲来した時、ラジャとアミールと対面したのを直訳すると
『総督の末裔』と『王』と『総督』が対面していたのである!!!
おぉ、ケンブリッジマンが1番格が低いではないか!!
みんな君主号という意味があったとは、非常に面白い!
そうそう、もう1人いましたね、タナールの意味も調べてみました。
タナール軟膏、何これ?