関学のキックで後半開始 立命自陣30yから1ダウン

2Qは抑えられていた立命館オフェンスだったが、後半の立ち上がりはランとショートパスで確実に前進。

関学はLB大竹の1枚ブリッツを仕掛けていたが、RBとすれ違いでなかなかタックルが届かなかった。

 

しかし、3度ダウンを更新されている間に立命ブロックのタイミングをつかんだ大竹は、スクリメージラインを次々に突破してロスタックルを連発!!!

RB立川にはミドルゲインでダウンの更新を許したが、3ダウン10もディレイでオープンから侵入しQB荒木にパスを投げ捨てさせることに成功。

 

FGを決めて16-3とリードを広げる立命館。大竹のブリッツが炸裂しなければTDまでいきそうな勢いのあるドライブだった。

 

立命のキックはタッチバックで自陣25yから関学の攻撃

QB奥野のオプションでダウン更新

これ以上離されるわけにいかない関学は、前半隠していたプレイを仕掛けてきた。

しかしランパスともにゲインせず、3ダウン9に追い込まれる。

ここは立命が2人のDBを両サイドオープンからブリッツさせるギャンブル的なディフェンスで勝負をかけてQBサック!!!

パントに追い込んだ。

 

自陣35yから立命館の攻撃

ランとショートパスを刻んで細かくダウン更新

うるさいブリッツを仕掛けてくる大竹を引っ掛けようとスクリーンを仕掛けたが、パス失敗で3ダウンロング。

ここも大竹がブリッツでプレッシャーをかけてパス失敗。

双方、積極的なブリッツで相手オフェンスを封じ込める展開。

 

LBのみのブリッツでDBはカバーに残している関学守備と比べて、DBをファイヤーさせる立命館守備の方がよりギャンブル的なので、外れた時は立命の方が失点しそうな雰囲気だ。

 

自陣20yから関学攻撃

ゴール前で手堅く攻めてきそうなシチュエーションだが、いきなり20yのパス成功で自陣40yへ

ここでWR小田へのヒッチスクリーンが決まってロングゲイン!!

一気に敵陣25yまで攻め込んだ。

積極的にブリッツを仕掛ける立命館の裏を見事にかいたプレイコールである。

 

ここでQBをキャプテン光藤に交代

前回の試合でパスは奥野、西野と光藤はランのイメージがあったが、ここはランを警戒させてのパス

奥野ならWRについていたであろうDB近田が光藤のスクランブルフェイクで足が止まってしまいWR阿部へのマークが空いてTD!!

前半2度インターセブとした松山ならカバーできたかもしれないが、このプレーでは逆サイドの担当だった。

キックも決めて16-10

7点で逆転できる点差に詰めよった関学。立命にはTFP失敗の1点が重くのしかかる。

 

もう一度突き放したい立命館だったが、1ダウンでまたも大竹のブリッツにサックされてロス。

2ダウンのランでショートゲインのあと、3ダウンロングもパス失敗でパント。

 

後半開始早々にFG3点を奪われた関学守備だったが、リスクの低いLB大竹の1枚ブリッツで立命守備を2度3アンドアウトにしたことで逆転のチャンスは膨らみつつあった。

 

自陣40yから関学の攻撃

WR小田が、アスリートDB松山のマンカバーを外して15yのパスキャッチしたところで3Q終了

 

QB奥野が、明らかに立命ブリッツのプレッシャーに慣れてきている。

立命守備が、このままだと得点されそうな雰囲気が漂っていた。

 

続く