エースRB山口を負傷で欠いた関学は走力のあるQB西野を投入するが加藤にサックされてパント。

ここで関学が仕掛ける!!

ハーフライン付近で4ダウン15のシチュエーションで立命守備の一瞬の隙を見逃さなかった。

パント体系からダイレクトスナップを受けたRB富永のランでダウン更新!!

 

立命陣20yから1ダウン

QB奥野・西野を交互に使って撹乱する関学オフェンスに対して粘る立命ディフェンス。フェイスマスクの反則で10yまで迫られるが、アグレッシブなDBブリッツを仕掛けてQB西野のランを封じ込める立命、パスをキャッチしたWRからRBにトスするスペシャルプレイもしのぎきりFGの3点に抑えた。

 

1Qを終えて6−3で立命館がリード

展開としては立命ディフェンスが多彩なブリッツパッケージで関学オフェンスを封じ込めている展開。前回4DLで最前列にセットしていた加藤を3DLでOLB,MLBなど変幻自在にポジションチェンジすることで関学OLを混乱させているのが大きい。

アスリートDL加藤は狙い通りサックを連発していた。

やはり前回負けた方は、ガラリとサインを変えてきた。

前回勝った関学は成功体験に基づいて奥野・西野を併用しているが立命の策にはまっているように見える。

 

一方の立命オフェンス、前回の立ち上がりはパスを積極的に使っていたが、今回はラン中心。しかも前回、パスを封じ込められた関学のブリッツアサイメントを逆手にとるブロッキングアサイメントを連発して最初のシリーズをTDに結びつけた。

 

昨年の逆パターンが十分ありうる立命の準備が光っていたが、その流れを断ち切ったのは関学のパントフェイクランだった。

 

あのままパントしていれば、完全に立命ペースになっていたところ3点を奪ったのはものすごく大きかった。TFPのブロックも含めてキックは関学の圧勝だった。

 

立命が攻守で圧倒して7−0の展開になるところを、関学が蹴で6−3に食らいついている展開だ。
 
3に続く