双方1シリーズずつドライブして3−3の同点。

印象としては攻撃力に劣るイーグルスが苦労しながら3ダウンを突破してなんとかゴール前までボールを運んだのに対し、昨年の王者ペイトリオッツはQBブレイディのパスで楽々とドライブしてエンドゾーンに迫ったが、イーグルス守備がギリギリ踏ん張って3点に抑えたという印象だ。

 

イーグルスリターンで第2シリーズ開始

自陣22yから1ダウン10 WRアゴラーへのパス成功で7yゲインして2ダウン3

巨漢RBブラントが中央のホールを見つけて一気に加速して45yのロングゲインで一気にFG圏内へ

いきなりの勝負コール!!!

 

 

QBフォールズからエンドゾーンに走り込むWRジェフリーへのTDパスが成功して、わずか3プレーの速攻でTD

ペイトリオッツCBロウもマンツーマンカバーでついていたが身長で勝るジェフリーが競り勝った。

しかしキックは外して9−3

 

 

続いてペイトリオッツの攻撃

RBルイスのランを混ぜながらじわじわと前進を図るが反則で罰退の後、パス失敗で3ダウン7と追い込まれる。

しかし、ここからがブレイディの真骨頂だ。

迫り来るイーグルス守備ラインのラッシュをかわしてフリーになると、冷静にターゲットを探して矢のようなロングパスを放つ。

WRアメンドーラがCBを振り切って敵陣30yパスキャッチ。

さらにWRホーガンへのパス成功でダウン更新。RBホワイトの2回連続ランで3ダウンショートに迫ったところでQタイム

 

サイドチェンジしての3ダウン2はリバースプレーだがFSマクロードが鋭い上がりでフレッシュラインを死守して4ダウンに追い込んだ。

ここでホルダーがジャッグルしてキッカーの蹴るタイミングが狂いFG失敗。

9−3のまま再びイーグルスに攻撃圏が回ってきた。

 

ペイトリオッツの強力オフェンスを3点どころか無得点に抑えれたのは大きい。

リードするイーグルスとしてはボールコントロールで時間を消費して前半リードで終えたいところ。しかしペイトリオッツ守備も意地を見せて、このシリーズは3回でパントとなった。

 

6点差を追いかけるペイトリオッツの攻撃は自陣35yから1ダウン10

イーグルス守備ラインのラッシュがもう少しでブレイディに届きそうだったが、間一髪で放たれたパスはクックスがキャッチして敵陣40yへ

ペイトリオッツの流れになりそうだったが、SSジェンキンスのパスカット、LBブラッドハムがヘルメットが脱げるほどの強烈なタックルでランストップして3ダウン5に追い込んだ。

ここでペイトリオッツのスペシャルプレー、先ほど止められたリバースからフラットを走るQBブレイディへのパス

これはオーバースローで失敗。4ダウンギャンブルもパス失敗でターンオーバー。イーグルスの好守備が光る。


自陣35yからイーグルス1ダウン10
前半残り時間はまだ11分あるのでラン2回で時間を使い3ダウン7
ダウン更新のためには当然パスだが、ブリッツを仕掛けてきたペイトリオッツに対してTEアーツがマンツーマンをかわしてパスキャッチ。
敵陣43yから1ダウン10
アルソンのパスキャッチで敵陣20yから1ダウン
ここでイーグルス攻撃は左サイドにGステファン、Tハラポウルバティ、TEの位置にOLのアイザックを投入、その外側のスロットにはTEブレントを投入する実質アンバランス体型

ランブロックが強力な左サイドへ巨漢RBブラントが突進する超パワープレーだ。

ステファンが左アウトシェイドのDTを完璧にフックしたのでハラポウルバティがFSをダウンブロック、アイザックとブレントのコンボブロックも完璧でブラントは楽々とエンドゾーンへたどり着きTD

2ポイントのパスは失敗したが15−3とリードを広げた。

前半残り9分を切ったところでイーグルス12点のリード

攻撃は苦戦するかと思われたイーグルスだったがRBブラントの2度のビッグランが大きい。

 

4に続く