“ 産後ダイエット ”を成功させるためにも、自分の骨盤の状態は把握しておきたいですよね。
骨盤のゆがみ方は、おおまかに3タイプに分かれています。【骨盤開きタイプ】【骨盤後ろ反し(後傾)タイプ】【骨盤の左右ねじれタイプ】です。
中には、骨盤が開いて、かつねじれている・・・など、複雑にゆがんでいる人もいるそうです。
骨盤のゆがみ方について、また自分の骨盤の状態につても、理解していきましょう。
《 骨盤のゆがみをセルフチェック!》
「自分の骨盤はどんな状態になっているの?」・・・気になりますよね。
そこで、自分でできる『骨盤チェック法』を紹介しますね。
この方法は、正確に骨盤を把握する方法というよりも、骨盤が「開いているか」 「ゆがんでいるか」について、ある程度の傾向がわかるという方法です。
早速、セルフチェックしてみましょう☆
※骨盤のゆがみチェック法 ・ その①
・ 仰向けに寝て、両足を腰幅に開く。
・左右の骨盤の1番高いところに親指を、床に中指をつけて、その高さを比べる。
正常な場合は、左右の高さが同じになります。
どちらかが高い場合は、高い方の逆側に骨盤がねじれている可能性が高くなります。
(右側が高い場合は、左側に骨盤がねじれています)。
※骨盤のゆがみチェック法 ・ その②
・ 背筋を伸ばして正座する。
・肋骨の下に親指、骨盤の上に中指(人差し指)をあてて、その高さ(長さ)を比べる。
正常な場合は、高さ(長さ)が同じになります。
どちらかが長い場合は、骨盤が傾いている可能性が高くなります。
右側が長い場合は、左側に傾いています。
※骨盤の開きチェック法
・仰向けになって腹筋だけで起き上がってみる。
正常な場合は、腹筋だけで起き上がることができます。
起き上がることができない場合は、腹筋力がかなり低下していて、腹筋で守られている骨盤が開き気味になり、内蔵(大腸)が下垂している可能性が考えられます。
以上が、簡単な『骨盤チェック方法』です。
このチェック法では、自分の骨盤が歪んでいるか、開いているかをある程度知ることができます。
また他にも、こんな方法がありますよ♪
※その他の骨盤チェック法
・まっすぐ立った状態を鏡で見て、肩の高さが違う
・ 足の長さが違う
・ スカートが同じ方向に回ってしまう
・一方の靴のある部分(特に外側の部分)だけがいつもすり減る
・ ウエストの「くびれ部分」の高さが左右違う
・ 下半身が痩せにくい(お尻が大き)
こうした傾向があてはまる場合は、【骨盤のゆがみ・ ズレ ・ 開き】が原因でなっているケースが多いと言われています。
《 自分の日常生活をチェックして、骨盤の状態を知ろう!》
また、日常生活の中の自分の行っている行動や癖などから、骨盤の傾向を知ることもできます。
チェックして見ましょう☆
どれか一つの症状ではなく、複合型の人も居るそうです。
※骨盤開きタイプ【チェック法】
・ アヒル座り(お嬢様座り)をよくする
・ うつ伏せで寝ている
・ 両方の靴底がすり減る
・ 椅子に浅く座っている
こうした傾向のある人は、骨盤の間の隙間が大きくなっていて、内臓が落ちてしまうそうです。
そのせいで、ポッコリおなかになる傾向もあるようです。
※後ろ反りタイプ【チェック法】
・ 猫背である
・ 靴底の外側ばかり減る
・ ズボンのひざが外に開いて型がつく
・ソファや電車のシートに座るとき、足を前に投げ出す
・ 出っ歯気味
・ 下半身太り
・仰向けに寝ると背中の腰のあたりが床に付かない
・ 体育座りを良くする
こうした傾向のある人は、骨盤が反り気味になっていて、背骨のゆがみなども引き起こしやすく、肥満体型になりやすいそうです。
※ゆがみタイプ【チェック法】
・ 靴底の片方がすり減っている
・ 片足に重心をかけて立っていることが多い
・ 座るときに、脚を組むことが多い
・ 横向きで寝ることが多い
・ バックを片方側で持つことが多い
・ O脚、またはX脚だ
・仰向けに寝たとき、足先の開き方が左右均等でない
この傾向がある人は、骨盤がゆがんでいることが多く、自律神経の不調から代謝の低下・ 冷え性 ・ 肌荒れになりやすいそうです。
《 骨盤のゆがみは「太りやすく痩せにくい体」になりやすい!》
人の骨格の真ん中にある骨盤は、上半身と下半身をつなぐ『体の土台』です。
この骨盤が、生活習慣の乱れや運動不足などによってゆがんでしまうと、全身の骨格にもゆがみをもたらすことになります。
骨盤のゆがみが体に与える影響は、O脚やX脚、おなかポッコリという、外見的なものだけではありません。
骨盤は、多くの内臓の受け皿的な役割も担っているので、骨盤がゆがむと、内臓の働きも悪化させてしまいます。
その結果、代謝が低下して、食べたものがエネルギーとして消費しきれず、内臓脂肪になることもあります。
しかも、内臓の神経が圧迫されて、満腹のサインが食欲中枢に伝わるのに時間がかかってしまい、「つい食べ過ぎてしまう」ことにもなっていきます。
また、ゆがみによって内臓が下がると、便秘になったり、生殖器が圧迫されて生理不順や生理痛になるなど、さまざまな体調不良の原因になります。
このように、骨盤がゆがんでくると身体の不調を引き起こし、代謝が低下して「太りやすく痩せにくい体」になると言われています。