亡くなった母のこと | アラフォー独身女、危機連続の人生後半戦の記録

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こんにちは、ふにこです。

月が満月に近づいていて、
亡くなった母を想い出しています。
去年の中秋の名月の日、
もう寝たきりに近くなっていた母はベッドから窓を見ようとして、
ベッドから落ちて顔を打ってしまったらしいのです。

私は、母がそんな状態になっていたことも知りませんでした。

母は、私にはよくわからない人でした。
どうでもいいことでは他人を頼るのに、
ここぞというこというときには我慢してしまう。

例えば、歯が痛くなくても歯医者に通っていたが、
身体に不調があっても病院に行かなかったり。
そういう感じ。

母は、3つ下の弟を溺愛する代わり、
私のことが嫌いみたいでした。
小さいころからずっと。
晩年の何年かは、私がいくと機嫌が悪くなってしまい、
最後キーキー叫んで追い出されることが続いたため、
一年会わずにいたくらいです。
そのため、死ぬほど体調が悪かったのも知りませんでした。
どうでもいい文句はいうのに、言葉が足りないのです。

いつも不機嫌で、いつも昼寝をしていて、
偉そうで、外面ばかりよく、見栄っ張り。
買い物が好きで、人にものをあげるのが好き。
家にお金がないのに、わずかな年金で買ったものを
一生懸命、自分の実家(祖父母はとうにいないので、自分の姪にむけて)に送り続けて、
自分の葬式代すら残しませんでした。

そんな母が、一度だけ、私に似合うと思って、と
リサイクルショップで中綿ブルゾンを買ったので(ダウンだと思ったらしい)
渡したいから、と言ってきたので
外でランチをしたことがあります。
無駄遣いしないでね、と私はその代金、1000円を渡しました。
私は要らないもののために失った大事な1000円とランチ代を惜しく思いました。

そのブルゾンは、一度も着ずに、
母に腹が立った日に、
捨ててしまいました。

なんか海苔みたいな色をした
偽ダウンジャケットでした。
なんだかあの変な緑色が脳裏に蘇ります。

母は、やっぱりよくわからない人でした。


小さいとき着ていたものは全部かわいい、全部手作り。

愛されていたんだろうと思うと胸が潰れそうになる。