世界の死刑制度について考えるとき |  My Place

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Alison Poster  

 

この映画は南アフリカで起きた残虐な事件についてのドキュメンタリーです。

それもすごいのは、本人が主演しているということ。

                      

1994年、アリソン・ボータは男性二人に拉致され、強姦され、殺されかけました。

前科のある連続強姦魔によってです。

強姦の口止めの為の殺人というには、あまりにも残虐な方法で、

彼女は喉を何回も切られ、臓器を切り取られました。

 

しかし、彼女は本当に奇跡的に一命をとりとめました。

南アフリカには「死刑制度」がないので、

この凶悪犯たちは、「終身刑」で生き延びています。

もし、アリソンが死亡していたら、終身刑での減刑請求など

常識としてできなかったことでしょう。

しかし、2015年に彼らはなんと減刑請求してきました。

それどころか、生き残ったアリソンに対して

事件についての講演などで得た収入を自分たちに配分するようにと

書面で請求してきたそうです。もちろん棄却されました。

 

彼らには、罪の意識などさらさらありません。

フェイスブックに登録し、英雄気取り

自分たちの減刑を訴えているそうです。

罪を償うために入った独房での維持管理費だけが

無駄になったということです。

彼らのうちの一人の父親だけが、社会的制裁にあったからではなく、

自分の息子が犯した罪の重さに苛まれて

自殺したそうです。

彼らが死刑になってもならなくても父親の苦しみは減らなかったと思われますが。

日本ならこういう時に責任感の強い親なら、親子無理心中とかになりそうですね。

 

私は、南アフリカでの死刑制度の復活を強く要求していく人たちがもっと増えて、

このような凶悪犯罪者が二度と社会に出るような機会が与えられず、

市民が安心して暮らせたらよいと思いました。

 

最初はこれがドキュメンタリーだとは知らず、

サイコなホラー映画だと思って見ていましたが、

最後に実話に基づいたドキュメンタリーであり、

さらにご本人が主演されていると知って、

二度、驚愕しました。

アフリカの「ブゥードゥー」や「アルビノ狩り」はご存知でしょう。

「人権意識」がまだ低いところです。

 

このような凶悪犯罪に対する

南アフリカでの死刑制度の復活

を強く望みます。

被害者が死なないと死刑にならないというのは、甚だおかしな話です。

彼らは常軌を逸したケダモノで、悪魔の化身そのものであり、

再犯性はほぼ100パーセントに近いと思われるからです。

実際に犯行時も

「連続強姦」をノルマの如くこなしており、

アリソンは三件目の被害者でした。二件目で犯行後の口封じを「学習」」し、

三件目で身の毛のよだつような殺人未遂に至ったのです。

未遂で済んだのは、本当に奇跡なのです。

彼らにとって殺人とは、達成感を与える娯楽に過ぎないのです。