小説 27ー2 キメラ人間編 前編 | 白アゲハと黒アゲハ♪

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ここは同じみの日本 

夜の7時半、東京湾で屋形船が通っていた

その屋形船にはDaizyStripperのメンバーと事務所のスタッフ、社長の二階堂が乗っていた
テーブルの上には、豪華な料理があった

二階堂「いや~、V.K.Cで優勝したお金に気づいて良かったよ~。少し払って屋形船を貸切にしたからね~」

夕霧「ナギー、天ぷらちょうだい」

凪斗「お前自分のあるだろ?」

夕霧「後で自分の食べようかと思って」

凪斗「ふざけんな、やるか」

なお「もーらい!」

凪斗「あぁっ!」

なおが凪斗の天ぷらを1つ食べた

夕霧「あー!なおズルいぞ!」

凪斗「てめぇら…殺されたいのか?(-_-#」

まゆ「止めろって!屋形船だぞ!」

Rei「なぁ風弥、あの賞金の50億をパーッと使いたくね?」

風弥「うん、どうせなら旅行とかに使いたいね」

凪斗「ったく夕霧となおのやつ……あ、そうだ。まゆ、これやるよ」

凪斗はまゆに何かを渡した

5枚のチケットだ
チケットには『横浜生物博物館見学』と書かれてあった

まゆ「ん?なんだこれ?」

凪斗「それ雅樹からもらったんだ。ほら横浜に去年、でっかい博物館出来ただろ?そこの見学が出来るって」

Rei「お、これ行ってみたいって思ってたんだ」

風弥「ここって色んな動物の骨や特徴を展示しているんだよね?」 

凪斗「俺は興味ねぇからお前ら5人で行ってこいよ。明日休みだろ?」

なお「そうだね、夕霧どうする?」

夕霧「明日ちょうど休みだからな~、動物にも興味あるし行ってみるか!」

ムサシ「ギーー…」

なお「あ、ムサシ」

そこへひょこっとムサシが現れた

まゆ「お前いつ振りの登場だ?」

ムサシ「ギー」

なお「ムサシも行く?」

Rei「けど大丈夫か?見つからねぇか?」

二階堂「ムサシなら大丈夫だよ。ちゃんと言うこと聞くから」

ムサシ「ギ!」

夕霧「よし、OKだな」

夕霧は右手の親指と人差し指で○を作った
その時だった

風弥「………え?うわっ!?」

まゆ「風弥?」

突然風弥が震えだした

まゆ「風弥どうした?」

風弥「あっ……あれ…!!」

「え?」

風弥が指で屋形船の外を指す
そこを全員は見る。すると

ジャパッ……ピチャ…ピチャ……

「ってわぁぁーーーーーーー!?(゚Д゚;」

屋形船に海から誰かが乗り込んできた

それは、中国から泳いで逃げてきた“試作番号10番”だった
10番に気づき、全員は端へと寄った

10番「ハァ……ハァ……うっ…!」

10番は流れるように屋形船へと入った

なお「な…なに!?この人……」

夕霧「あーあ、ナギが天ぷらくれないから」

凪斗「俺のせいかアレ!?(゚Д゚;」

10番「……くっ…」

10番はゆっくりと起き上がる
その時だった

10番「…わぁぁーーーーーーーーーー!!!!」

「!!!!!?Σ(゚Д゚;」

突然の10番の叫びに驚く全員

10番は叫んだと同時に、テーブルの上の豪華な料理に手を伸ばした。そのまま口に運んでいく

10番「…モグモグ…ガツガツ……ムシャムシャ……!」

風弥「うわ……何ていう食いっぷり…(・_・;」

夕霧「あー!俺の天ぷら食うなよ!Σ(゚Д゚;」

10番「……あっ、すまない!昨日から何も食べてないんだ!勝手に手が出てしまうんだ!」

凪斗「何なんだ?アイツ…」

まゆ「な、なぁ……ちょっとあんた…(・_・;」

二階堂「まゆくん…食べ終わるまで待っていようか、本当にお腹が空いているみたいだし……」

まゆ「え……あ、はい……(・_・;」

凪斗「あいつ一体…何者なんだ?」

突然現れた10番に疑問を持つ全員

そんな中、ムサシはある事に気づいたのであった

ムサシ「………ギ?」