ここは同じみの日本
夜の7時半、東京湾で屋形船が通っていた
その屋形船にはDaizyStripperのメンバーと事務所のスタッフ、社長の二階堂が乗っていた
テーブルの上には、豪華な料理があった
二階堂「いや~、V.K.Cで優勝したお金に気づいて良かったよ~。少し払って屋形船を貸切にしたからね~」
夕霧「ナギー、天ぷらちょうだい」
凪斗「お前自分のあるだろ?」
夕霧「後で自分の食べようかと思って」
凪斗「ふざけんな、やるか」
なお「もーらい!」
凪斗「あぁっ!」
なおが凪斗の天ぷらを1つ食べた
夕霧「あー!なおズルいぞ!」
凪斗「てめぇら…殺されたいのか?(-_-#」
まゆ「止めろって!屋形船だぞ!」
Rei「なぁ風弥、あの賞金の50億をパーッと使いたくね?」
風弥「うん、どうせなら旅行とかに使いたいね」
凪斗「ったく夕霧となおのやつ……あ、そうだ。まゆ、これやるよ」
凪斗はまゆに何かを渡した
5枚のチケットだ
チケットには『横浜生物博物館見学』と書かれてあった
まゆ「ん?なんだこれ?」
凪斗「それ雅樹からもらったんだ。ほら横浜に去年、でっかい博物館出来ただろ?そこの見学が出来るって」
Rei「お、これ行ってみたいって思ってたんだ」
風弥「ここって色んな動物の骨や特徴を展示しているんだよね?」
凪斗「俺は興味ねぇからお前ら5人で行ってこいよ。明日休みだろ?」
なお「そうだね、夕霧どうする?」
夕霧「明日ちょうど休みだからな~、動物にも興味あるし行ってみるか!」
ムサシ「ギーー…」
なお「あ、ムサシ」
そこへひょこっとムサシが現れた
まゆ「お前いつ振りの登場だ?」
ムサシ「ギー」
なお「ムサシも行く?」
Rei「けど大丈夫か?見つからねぇか?」
二階堂「ムサシなら大丈夫だよ。ちゃんと言うこと聞くから」
ムサシ「ギ!」
夕霧「よし、OKだな」
夕霧は右手の親指と人差し指で○を作った
その時だった
風弥「………え?うわっ!?」
まゆ「風弥?」
突然風弥が震えだした
まゆ「風弥どうした?」
風弥「あっ……あれ…!!」
「え?」
風弥が指で屋形船の外を指す
そこを全員は見る。すると
ジャパッ……ピチャ…ピチャ……
「ってわぁぁーーーーーーー!?(゚Д゚;」
屋形船に海から誰かが乗り込んできた
それは、中国から泳いで逃げてきた“試作番号10番”だった
10番に気づき、全員は端へと寄った
10番「ハァ……ハァ……うっ…!」
10番は流れるように屋形船へと入った
なお「な…なに!?この人……」
夕霧「あーあ、ナギが天ぷらくれないから」
凪斗「俺のせいかアレ!?(゚Д゚;」
10番「……くっ…」
10番はゆっくりと起き上がる
その時だった
10番「…わぁぁーーーーーーーーーー!!!!」
「!!!!!?Σ(゚Д゚;」
突然の10番の叫びに驚く全員
10番は叫んだと同時に、テーブルの上の豪華な料理に手を伸ばした。そのまま口に運んでいく
10番「…モグモグ…ガツガツ……ムシャムシャ……!」
風弥「うわ……何ていう食いっぷり…(・_・;」
夕霧「あー!俺の天ぷら食うなよ!Σ(゚Д゚;」
10番「……あっ、すまない!昨日から何も食べてないんだ!勝手に手が出てしまうんだ!」
凪斗「何なんだ?アイツ…」
まゆ「な、なぁ……ちょっとあんた…(・_・;」
二階堂「まゆくん…食べ終わるまで待っていようか、本当にお腹が空いているみたいだし……」
まゆ「え……あ、はい……(・_・;」
凪斗「あいつ一体…何者なんだ?」
突然現れた10番に疑問を持つ全員
そんな中、ムサシはある事に気づいたのであった
ムサシ「………ギ?」