すみません、当方多忙につきまして記事の更新が予告より遅れましたことをお先にお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした。
てるみー!も三話目に突入しましたか、早いもので時間は刻々と進むのですが実力が伴わないままです。焦りは禁物と言います。これからも焦らずいこうかと思います。
さて、本日先に確認したいことですが、このドキュメントの主人公ゲンさんの心境ですね。ゲンさんは自称負けず嫌い(僕も思い当たる節があります)で、ここにどぎつい言葉が書かれていると闘争心が燃え上がり、見返してやりたくなるそうです。無論ゲンさんは傷一つついていないということです。そしてこのドキュメントが誰かの役に立つと信じている、このドキュメントが面白半分な要素を含んでいるということが彼にとってクッションのようになったわけですね。試すどころか逆に試されるとは、これはNG決定です。しかしノーカットでお伝えしました。
さー!本題に入りましょう。
まず今回は作詞を一通りやってみようね!ということで制限時間二時間で行いましたが…作詞でつまずいているゲンさんが到底二時間で作詞できるわけもなく、結論から言うともう少し時間が必要だという判断になりました。
ですが今回ゲンさんには宿題をやってきてもらったのでそれをご覧いただきましょう。
手始めに「明るい」「元気」「ロック」という三つの要素を与えて持ち帰らせて見たのですが、四つ新たに要素を出せるという進歩が垣間見得ました。
今回はどんなイメージかを深く掘り下げる作業に入ります。しかしながらなかなか苦戦。
持ち帰らせた楽譜ファイルが開けずイメージを練るどころの話じゃなかったらしいです。これは飛んだ失態でしたが、もしもの時に対応できる作曲家になるには妥協してもらおうと思います。
そこを配慮し、今回もチャート式で要点を絞ってイメージメイクをして行くことにします。
まずは誰視点の歌なの?というところです。いきなり聞いても対応出来ないので、自分から見てなのか、他の人から見てなのか決めようと提案します。するとその歌における目的が見えてくるんです。今回はみんなのためにリリースするのではなく、自分自身の成長のために書くのでクオリティのハードルは低めにします。
飛べないと自信つかないよね!?
次に、その人物…今回は自分自身と設定しましたが、他に登場人物が出てくるとすればそれは誰なのか?を問います。相手がいればその相手に対する気持ちを膨らますことで内容が充実してきます。このあたりはもっぱら小説を書いたり作文を書いたりすることと似たような感覚です。
ゲンさんはこの作詞の過程につまずき、歌ものを作りたくないと言っていたわけです。ですが作詞作曲を必ずしも一人でやらなきゃいけないわけではないでしょう。協力することもできます。ですが作詞作曲どちらもできると組める相手の組み合わせが増えて、もっと新しい作品を作れますよね?僕はそれを指導方針に含めていますし、ゲンさんにとっても損しない話だと思っています。
ですがもっともな目的はゲンさんが曲を書くに当たって狙いを定められるようになること。
これは譲れませんよ。アマチュアの書く曲は工夫が見当たらなかったり、工夫自体されてなかったり、何かと足りないのが現場なので、それを脱退することが何より重要です。そのため音のみで表現する高難易度のインストゥルメンタルを何も考えずに作るより、音と言葉で訴えかける歌ものを、伝えたいことをまとめながら書く方が考えながら作らなくちゃいけなくなりますし、ゲンさんに向いてますよね。
結局2時間の制作時間では足りなかったのでさらに宿題を出すことにしましたが、その参考資料として僕が先ほどのイメージメモをもとに即興した歌詞があるので読んでみてください。
タイトル「未定」
俺は負けず嫌いで 何にも屈しない
どうしてもというなら
全力でかかって来いよ
どんなにボロクソ言われても
どんなにせこい相手がいても
どんなに追い込まれても
絶対負けねえよ
そんな俺でも 心折れることはある
そんな時 あの音楽が
再び 俺の 闘志を 奮わせた Oh...
お前なんかに負けてたまるか
心に決めた勝利の道を
お前なんかに邪魔されてたまるか
俺も全力でいくぞ だから
お前も全力で来い!
解説しますと…
起承転結になっておりまして、一番のみ書かれている状態です。
まず起でアバウトな情報を短めに盛り込みます。
承で起の内容を膨らませます。今回は「どんなに」を繰り返すことで歌い手の意志の強さを強調しました。なんという名称かは忘れましたが、立派な技法の一つです。反復法でしたっけ?
転には起承にない要素を与えて、歌詞に深みを加えます。この場合起承で強気の主人公の弱みを見せています。とにかく展開の変化を加える場合は転を加えます。起承結でも十分作文及び歌詞として成り立ちますが、転があるとまた違った味わいになりますよ。
そうして待ってましたとばかりに結です。今回はサビに結を持って行き、サビだけ聞いても何となく雰囲気の全体像を掴めるように作詞して見ました。
「あー、この人は負けず嫌いで、俺に邪魔されたくないわけね。で、真っ向から勝負しに来ているわけね。」
という具合に、サビを聴くだけで大体伝わるように。起承転が結を納得のいくものとして映えるようにしてくれていることも掴んでおいてください。
ゲンさんが、どんな作詞をしてくれるのかとてもとても気になりますが、次家に来るまでに完成させてるかなぁ…?一番だけでもやってこいとは言ってありますが、苦手さゆえに手を出せなかったらと考えると、次回が「物は試しだ」の最終編にはならなさそうなんですよね。長期にわたる講座で申し訳ありませんがリアルタイムというかノンフィクションなので大目に見てください。
それではまた週末ごろにお会い出来るのを楽しみにしておりますよ。