おひさしぶりです、有馬です。
ただしみなさんがお呼びするときは師継でよろしくお願いいたします。有馬さんは日本中にらっしゃるので。
さて、今回はあれからどうなったのかということを軽く説明いたします。
ゲンさん、どうやらサビを完成させた模様。しかしどうにも迫力というかインパクトがない。
もちろんこの考えはJ-POPに基づいた「サビ頂点式(正式名称が存在するかわからないので勝手に命名)」であり、洋楽ポップスだと厳密にサビを盛り上がらせろという決まりはないのです。
今回一度もJ-POPを作っていますとは書かなかったうえに、Rockですとまで記載してしまったような…しかし関係ありません。日本の音楽のほとんどはサビに盛り上がりが来ます。AメロBメロはあくまでもそこそこ穏やかなのです。
ためしに僕が手を加えてやった(編曲した)ところ、そこそこいい曲になったのでやはり自分ではわからない部分もあるのだと思います。メロディを編曲って、もうそれは別の曲なんだとは思いますが。
今回も僕は終盤まで口出ししなかったので詳しいことはわからないんです。彼が何を思ってそこに音符やら休符を置いたのか。違和感のある個所は意地悪なほど丁寧に聞き込みましたよ。
するとどうでしょう、「そうすればよくなるかなと思った」という答えが返ってきました。ほぼすべての質問に向けて。それは前回僕が指摘したことを丸々使った結果なんです。
一つ言わせていただきたい。
音楽は数学じゃないんだぞ!
公式に当てはめれば曲ができるという素晴らしい話はありません。
最近では簡単なコード進行を指定してやれば自動で作曲してくれるソフトがありまして、僕も使ったことがありますが全然いい曲になりませんでした。僕が書いたほうがいい曲になります。
要点は、音楽をただ一つの答えがあるものとして捉えないことです。もし音楽が数学なら曲は公式の分しかなく、著作権もへったくれもありません。音楽にはジャンルというあいまいな答えはあれど、作る人によって、作る時間によって、作る場所によって…そう、いろいろな要素が数えきれないくらいミキシングして初めて一曲できる。ジャンルが同じでも、一曲一曲違う響きがあるんです。そこを今回の実習?でゲンさんには学んでもらおうということです。
さらに、今はDTMで作業しているので途中再生でもしておけばどの部に対応した部なのかはわかるはずなのですが、今回のゲンさんは適当に一番の歌詞に合わせて二番の歌詞を作り、あてはめました。本人いわく組んでおいた楽譜何小節か足りないうえに何かおかしいと言っていました。
歌詞は起承転結になるよう書いたので、二番は本来起を抜いた承転結で構成するつもりで僕は構えていました。そういう基盤を作ってあげたのでおかしくなったわけですね。
これに関して、どうしても起を加えたいのかと聞いたところそうではないというので、考えて入れたのかと聞いたんですね。答えはテンプレ通り
「そうすればよくなるかなと思った」
だったんですね。ゲンさんらしいといえば否定できませんが音楽に根拠のない望みはいらないんですよ。前にも書いたかもしれませんがプロの曲はどのテクニックをどんな理由で使うのか、ちゃんと考えてるんです。ゲンさんはアマチュアなので考えてません。ただしテクニックの内容自体は覚えているという、非常に有利な状態です。しかしですね、
せっかくのテクニックもやみくもに使えば
小学生が何のことか知らずにエッチな言葉をドヤ顔で言い続けるのと変わりなし
なんです。どうです、かわいいかもしれませんがすごく幼稚でしょう。しかもテクニックの中には非常に扱いにくいものも存在します。つまり並行して使うには良いテクニックのかみ合わせが重要視されます。知恵ブロックと同じですね。
応用を利かせなさいというとかなり難しそうなのでここではよく考えて組むブロック(テクニック)を選びなさい、とします。
話が逸れましたがこのずれも僕が編曲して直しました。後二回もやれば一曲完成も夢ではないでしょう。このように曲作りに相当な時間が必要なこともありますがコツさえつかめば大丈夫です。
僕は次回のゲンさんの動きに期待します。それではまた来週!