赤い手ぬぐいマフラーにして♪
リタイアして海外に移住した親が日本にある家を売る事となり、家財整理やら掃除やらの手伝いを半ば強制的にやらされ、家財一式無くなった無駄に広い家に軽く軟禁玉すだれだったりしなかったり。
お風呂も使えないから歩いて数分の銭湯に、スーパー銭湯とかじゃない昭和臭がムンムンの古き良き銭湯。
何十年ぶりだろう?湯船の上には富士山の絵に質屋さんやら不動産屋の手書きの看板、あいにく桶はケロリンではなかったが黄色のプラスチック。
自分の幼少期でも絶滅寸前だった銭湯、そんな銭湯に今の自分が入りに来てる事に妙な時代感覚のズレを感じつつも、懐かしさに和んでしまったりもするよね。
残念ながら湯上りの瓶牛乳はなかったのだけれど、ほどよく火照った体に濡れた髪、朝晩はめっきり涼しくなってきた空気が心地よかった。
石鹸とシャンプーの入った小さなカゴをぶら下げて、気分すっかり神田川だったよ。
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