去年の年末から、父は圧迫骨折で緊急入院した。

閉め切った部屋で自由に行動できない入院生活は6週間も越えたが、回復具合はよろしくない。

薬飲もうとしない、リハビリは気分で行かないという治療拒否は日常茶飯事。

そのうえ、自殺騒動は二回、病院スタッフへの暴行は何回もあった。

本当は荷物を置く棚があるけど、凶器になりかねないから、先週、父の病床のそばから移動された。

 

 

病院は患者の安全を第一に考えるから、夜、勝手に動かないように体に拘束具を付けることもある。

 

日に日に父のストレスが溜まっているけど、まずいという割には病院食はほとんど残さずに食べている。

 

体力が余っているよね。

 

今後のことを話し合う場(カンファレンス)を二回やった。

主治医の意見。

入院が6週間過ぎて、通常は回復して退院していくけど、父の場合は治療拒否が多いこと、ストレスが溜まっている入院生活は認知症を悪化する可能性は高いので、退院の方向で。

ケアマネジャー。

現状では、どこの事業所も介護ヘルパーが足りない。

 

つまり、一人暮らしの父が退院する条件は、

安心して一人暮らしができる環境を整えること。

 

以前利用していた介護事業所は閉めることになったので、次に新しい所を探さなければならない。

年末年始に急に利用者が増えて、どこの事業所もヘルパーさんは足りないみたい。

 

タイミングが合えばきっと見つかるだろう。

一刻も早く父を退院させたい。

だから、しばらくの辛抱だよ。