一番日本のガイドブックに紹介されている、台湾・台北市にある南門市場は今日で営業が終了した。

理由は現在使われているビルが耐震基準に満たないので、ビルの立て直しと、MRT萬大線の工事も進めるため。

MRTとは地下鉄+ゆりかもめみたいな感じで、交通渋滞を緩和するために作られた物。

 

南門市場は1981年に今のビルに出来た。あれから38年経った。

 

 

台湾では食材にこだわる人はスーパーには行かない。こういう伝統市場に行く。

現金払いはほとんどだけど、店頭で売り子さんと「これはどうやって使うの?」とおしゃべりしたり、お天気の話したりして、会話の練習するのに良い。みなさん商売柄、外国人にも慣れているから、こちらの発音がヘタクソでも頑張って理解しようとしてくれるから、ありがたい。たまにおまけしてくれたりもする。

 

ここ南門市場は伝統市場ではあるが、立地条件ときれいに整えているため、友人によると、他の市場よりテナント料は高い。ゆえに、売っている物もやや高い。

 

 

仮設市場は10月17日から営業。

 

新しい住所は杭州南路二段55号。MRT中正紀念堂駅2番出口からシャトルバスが運行される。

 

新しいビルが完成するのは2022年3月の予定。