千葉家庭裁判所から成年後見人保佐人に選ばれたよという審判謄本が届いて、二週間以内に不服を申し立てなければ、確定となった。

その後すぐにやることが待っている。

初回報告である。

それから後見人保佐人になったあとの説明会にも出席しないといけない。

ここでは、財産管理のやり方と、注意点をDVDを合わせて説明してくれる。

 

大変なのが初回報告だ。期限は一か月しかない

 

提出するのは

①財産目録

②収支予定表

③預貯金通帳の写し

③は実は通帳を作り直す必要がある。

 

①と②は成年後見人申し立ての書類を参考に書けばいいので、あまり問題はない。

 

③は本人名義の口座だけど、

○○(父の名前)のあとに

成年後見人保佐人△△という一行が加えられる

キャッシュカードは名前が変わる。

③の任務を完遂するには

法務局に行って、保佐人になったよという登記事項証明書を申請すること。

私は三通申請した。

加えて、市役所にも行って印鑑登録証明書も申請した。

これは、銀行によって必要になるので、各銀行に電話して確認した。

 

私が回ったのは、ゆうちょ銀行、千葉銀行、京葉銀行、中央労働金庫の四か所。

 

ゆうちょ銀行は全国にあるので、最寄りの所に行けばいいのだけど、残り三つはそれぞれの支店に行く必要がある。

 

ゆうちょ銀行、京葉銀行、中央労働金庫はこちらが提出した成年後見人保佐人の登記事項証明書をコピーして、返してくれた。

千葉銀行は登記事項証明書の原本を銀行側が預かることになった。

やはり、余分に書類を用意することが大事だ。

京葉銀行と中央労働金庫は解約。

事務説明会でも教えてくれたけど、今後、管理しやすいように、通帳を二冊にして、

一冊は日々の支出(ゆうちょ銀行)、もう一冊は何かのために手付けない貯金用(千葉銀行)にした。

法定代理人保佐人という言葉が書き加えられた。

 

 

ちなみに千葉銀行では、引き落とし、振替依頼するのに、念書を書かされたな。

母のお墓の管理費だけが年に一回千葉銀行の口座から引き落とされていたので、一枚で済むけど、

例えば、新しく電気代を毎月引き落としにしようと思ったら、電気会社との手続きだけでは終わらない。

千葉銀行の支店がある場所にまた出かけて行って、念書を書く必要がある。

 

ちょいと面倒くさい。

でも、四か所回って、千葉銀行が一番対応がスムーズだった。

他の所は、窓口では「成年後見人、保佐人等の手続きやったことがありません」という感じで、

すぐに後ろに座っているの人(上司かな?)に色々聞いていた。

結局、窓口では分からないから他の担当者に代わり、

その担当者もまた電話でまた別の所に確認して、

やっと手続きに入る感じだった。

 

①、②、③と解約した口座の払い戻しの明細書も合わせて初回報告として一緒に提出した。

 

参考になれば幸いです。