成年後見人の申立ての準備が終わったら、

本人(被後見人)が住民票を置いている場所を管轄する家庭裁判所に提出します。

でも大丈夫。

千葉県の方はどこの家庭裁判所の管轄なのか確認してみて下さい。

https://www.pref.chiba.lg.jp/kenshidou/seinenkouken/index.html

3.成年後見制度に関する問い合わせ先

ここに一覧表があります。

 

数日経つと裁判所の担当者が電話がかかってきて、

面接の日にちを決めて、。

その日に申立人と本人が裁判所に行きます。

私の場合、私(申立人)と父(本人)が千葉家庭裁判所に行ったけど、

夫にも手伝ってもらった。

 

というのも、酒飲みの父をお酒が入っていない状態で維持して、

家庭裁判所に到着するまで夫のサポートが必要だったから。

 

出発する前から

「私の手続きで父ちゃんに手助け欲しいから」

と繰り返し説明をしてくれた。

 

父は性格があまのじゃくなので、父のためにと言うと「必要ない」と拒むけど、

私のためにと言うと、イヤと言わない。

 

車に乗せて、あまり走らない道を通ると、

父:「どこに行くんだっけ?」

夫:「○○(私)の大事な手続きをするのに、父ちゃんに手伝ってもらうから、裁判所に行くんだよ。」

 

このやり取りを何回も何回も繰り返された。

 

いつもは朝からお酒を飲んでいる父は

まだ一滴も手を付けていないけど、

一応お酒は用意していた。

 

無事、家庭裁判所に到着し、持ち物検査のゲートを通って、

家事部後見係の所に行って、到着したことを伝えた。

 

それから、指定された部屋で待機して、小川さんという男性担当者が入ってきた。

 

私に色々質問して、今後、父をどういう風にしていきたいかも聞かれた。

同じように父もいくつか質問にされたが、

意味が理解できないところは夫がかみ砕いて分かりやすく言い直した。

 

担当者が私が父の後見人になることを認めますか?

と聞いた時、

夫:「○○(私)がこれから父ちゃんの色々な手続きするのに任せていいんだよね?

  「父ちゃんの身の回りを色々管理するのも○○(私)に頼むんだよね?と、言い直して、

父:「ああ、任せる」

  「そうする」と答えた。

 

それから担当者が父に書類にサインを求め、

父の字はみみずばれで、まともに書けなかった。

力も弱くて、インクは薄かった。

「薄いのですが、大丈夫ですか?」と聞いたら、

担当者が「目の前で書いているから構いません」と言った。

 

それから約一週間かな、審判謄本が私と父に届くのだが、またトラブルが起きた。

 

 

参考になれば幸いです。