2016年の年末にえいかさんから家賃収入がある京葉銀行の通帳が返された。

それまでは、マンションの管理費を管理するのにえいかさんに委託したから、通帳もキャッシュカードも渡したかもしれないと父は言っていた。

しかし、返された京葉銀行の通帳の残高あと約千円だった。

毎月借主から7万円の家賃が振り込まれ、2万円の管理費、えいかさんが父の代わりに買い物しても、まだ残るはずなのに、残高のゼロの数字が足りない。

引き出し金額には20万円、30万円の記録は残っていた。父以外のことで勝手に使われてたのだろう。

毎月2万円以上のお金を引き出し、それでもまだ、えいかさんから管理費という名目で請求されている。

 

父がいるマンションは父の名義ではない。 

えいかさんと結婚前提で父はここのマンションを購入した。

父は脳に障害があるため、資金を含め、不動産の手続き全てをえいかさんに任せていた。

その結果、マンショ ンの名義はえいかさんになってしまった。

父は所有者ではないのに、それでも父は月々2万円の管理費をえいかさんに渡していた。

 

京葉銀行の口座をざっと計算すると、勝手に使われた金額はおよそ100万円だった。